この有名な写真。
「まあ、なんてことを!」
おやおや、
何を考えたんですか?
お父さんが赤ちゃんにキスしてるだけです。
多分、数億人が同じことを思ったはずですので
安心してください。
貴方のこころだけが汚れているわけではないのです。
で、青さんですけど。
平日なら大丈夫と思って山登りすることに。
長崎市の岩屋山。
でも、なめちゃいけません。
今、日本中が暇なわけです。
ではさっそく!
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岩屋神社から山頂を目指すルートは、
神社まで行く必要はありません。
神社の手前に登山口があり、
参道からそれて登り始めることになります。
神社の近くからも登れる、
という話は聞くのですが、
良く探しても藪の中。
岩屋山という山は
市街地に近い低山の割に遭難しやすいらしい。
いくつかあるルートを外れると痛い目にあいかねません。
安全第一。
ルート選びは好奇心で構いませんが、
選んだルートからは外れないよう心がけております。
まず、岩屋神社に。
山頂を目指すだけなら寄らなくてもいいんですが、
近くまで来てご挨拶をしないというのも気持ちが悪い。
参拝してからひどい目に遭えば、
もっとひどいことになるところだったと
気休めになります。
しなくて遭うとただのバチ。
精神的な保険みたいなもの。
こういうこと考える、この性根に罰が当たりそうですな。
すっかり参道の桜は緑色。
遠目に見る山肌は新緑に覆われ、
周囲の針葉樹林からにじむ
初夏の匂いがあたりに満ちております。
風が薫っております。
深呼吸するだけで、
体が内側から活発化していくような感じがします。
遠出ができないのは残念ですが、
近場でもまぁ、うん。
気分転換にはなるな。
そんなことを思いつつ鳥居。
苔むした階段を登り、本殿へ。
参拝を済ませて登山口に戻ります。
坂を登る時には気づきませんでしたが、
地蔵さんが並んでいます。
あまり手の入っていない雰囲気が、
逆に静かな共存を垣間見えるようで
いい景色だと思いました。
さて、登山開始です。
登り始めてすぐ、
少し前を数人の少女が登っていくのが見えます。
それを見て嫌な予感が頭をよぎりました。
そして、その予感は諸般の事情を総合的に分析すると、
悲観的な予測に変わりました。
現在休校中だよな。
彼女らの装備はペットボトルぐらい。
ただ登っていくだけなら30分ほどの行程だものな。
…ああ、なるほど。
平日を選んできましたが、
学生諸君にとっては長い長いコロナ休暇の真っ最中。
家にいても暇なので外出したいが、
近所の公園だと自粛ポリスメンがうるさい。
岩屋山のてっぺんなら、
文句を言う人はいないでしょう。
だって、全員同罪だもの。
つまり、近隣の学生諸君にとって、
格好の「遊び場」になっているのだろうなぁ…
去年は私一人での撮影だった場所に、
人が多そうだというだけでも気が重いのですが、
そんな場所で
この七キロのアルミ棒を設置できるんだろうか。
持っていった挙げ句、使わなかったら・・・
そんな空想で足取りがどんどん重くなっていきますが、
ここまで来て引き返す選択肢はありません。
登りながらすれ違う人、人、人。
休日かと思うほどの人数が、上から降りてきます。
うん。気にしないことにしようっと。
それより写真だ、写真。
立ち止まってファインダーを覗く私は、
カメラを構えて被写体を狙っているのか、
それとも乱れた息を整えているのかわかりません。
いよいよ三脚の重さが体に堪え始めた
といったところで本日はここまで。
それではまた。了
つづきます。
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みなさん、7キロのアルミ想像できます?
皆さんの車。
そのホイールをチャンスが有れば持ち上げてください。
アレ、大体7キロです。
それを担いで山登ってるんですよ。
いいですか、日本人はそういうことやるんです。
なぜかは知りませんが、やるんですねえ。。
八甲田山でもそうでしょう?
引くに引けなかったら、死んだってかまわん!
なんかそういうのあるんですね。
日本人はチキンレースには参加しないと思います。
しかし、参加したならば優勝です。
引かないからなんですが。。
(そうやって、八甲田山とかいろいろあったんだろうなあ。そっかでクリック!)