喧々諤々。。
間違いです。
けんけんがくがく。
有名な誤用なので、ご存じの方も多いでしょうけど。
いつも気になる、トーカ堂の北社長。
だいたい、変なもの売ってますわね。
これとか。。
でね、北社長とこのうなぎ。
値上げしろという製造元と
「もう、喧々諤々やりあいまして」
とか言っておられるのです。
まあ、誤用も続けると通るのが言語の世界。
でもねえ、これはねえ。。
というお話ですね!
とは言うものの、一応解説しておきましょう。
喧々で始まるのは、喧々囂々。
諤々で締めるのは、侃々諤々。
これをコラボしちゃったのが喧々諤々なわけですね。
まあ、意味が通るといえば通る気もします。
でもねえ、あんまり人前で言っちゃいけないと思うんです。
時代が変わり、下々が誤用しちゃうのは仕方ない。
でも、おおっぴらに言っちゃあいけないんじゃないザンスかな。
ではここで、それぞれを深めていきましょう。
まずは喧々囂々。
多くの人が口やかましく騒ぐさま。また、やかましく騒ぎ立てて収拾がつかないさま。▽「喧喧」「囂囂」はともに、やかましいさま。騒がしいさま。
次に、侃々諤々。
ひるまず述べて盛んに議論をするさま。議論の盛んなことの形容。また、はばかることなく直言するさま。▽「侃侃」は強くまっすぐなさま。剛直なさま。「諤諤」は、はばかることなくありのままを正しく直言するさま。「侃諤」ともいう。
で、北社長がおっしゃられておるのは
多分侃々諤々の方だと思うのザンスのよ。
でね、問題は北社長なのか?と考えてみると、
それもちゃうんとちゃうんちゃう?なわけです。
ちゃうんとちゃうんなわけが、ちゃうちゃうでは
すまんのちゃうのんちゃう?
こういうことを何十人も言い出して収集つかないとしましょう。
それこそ、喧々囂々なわけですね。。。
私の知りあいに、いっとき物書きをしておった奴がおるのです。
そいつの文章で、
「これは、俺では役不足だ」
という文章がありましてなあ。
文脈からすると「力不足」となるべきとこだったので
「あれは、役不足じゃダメなんじゃないの?」
と訊いたんです。
そしたら、
「意味が通じるからいいじゃん。編集も何も言わなかったよ。お前こまけーなー」
と言われましてなあ。。
まあ、書いた本人が馬鹿なのは仕方ない。
でも、編集がそこに気づかないって問題だと思うのザンス。
そりゃあ、雑誌も売れなくなるわなあ。。
ワタイ、「箸の上げ下げまで厳しく言われた」
というのが否定的な文章ってのも気に入らないザンスのよ。
お箸はちゃんと持てたほうがいいザンス。
許されるのは本田翼のレベルだと思うのザンス。。
いや、やっぱダメだわ。。
ということは、本田翼でも駄目となるとね。。
ダメなものはダメということが大切になるわけです。
しかし、本当にそうでありましょうか?
コレ見てください。
いや、こりゃ許しちゃうかもな。。
はっ、コレは我田引水?
はは、これも誤用かもザンスな。。
何度でも言う!
ダメなものはダメだ!
(それ、バッサー本人に言える?ああ言えないかも。。でもダメだ!でクリック!)