構図。
まあ、コレがすべてな気がするザンス。
美というものは、すべて構図に収まるわけザンスな。
ところが、この構図というのが難しい。
バランスでもなければ、配置というのでもない。
色の組み合わせも、色の構図。
線というものも、点の並び構図。
で、クリシェになってはいけないわけで。
となると、ますますわからないわけザンスな。
そういう場合は、まず量ですな。
考える前にやれ!
そして量の後に、質がついてくるものザンスな。
永遠なるもの、汝の名は構図。
ではさっそく!
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今週のお題「秋の空気」
何はさておき、使わねば上達はないのであります。
お休みの日には、目的地がどこであれ
普段遣いのスリングバッグに、広角レンズをつけたカメラを入れてでかけています。
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そんな先日の日曜日、買い物にでかけた時のことです。
行ったのは日並のショッピングモールだったのですが、ここは埋立地に建てられており、奥にはまだ分譲中の土地が広がっています。
この売地に雑草が茂っており、これがなんとも味わい深い風景を作っていました。
目の前に広がるのは大村湾。
かなたに見えるのは多良岳でしょう。
手前には長崎空港が見えるはずです。
ちょっと風が強く、内海の大村湾にしては波も立っていました。
何を運んでいるのか船が一隻浮かんでいます。
うむ、撮ってみよう。
海のすぐ近くまで歩いていき、カメラを構えます。そうねぇ…
船を撮りたかったら、
もう少し寄れるレンズのほうが良かったかもしれません。
撮りたいものと撮れたものがしっくりこないのはなぜだろう?
ちょっと波消しブロックを取り込んでみても、なーんか微妙です。うーむ。。
これはもうどうにもならんな、と。
帰ってから色々検討してみようと、
買い物に戻るべく海から離れていきました。
そしてふと振り返ると、おや?
とりあえず一枚。
船を入れた風景を撮りたかったのですが、
道路が入るとカチッとするような。
よし、座ってみよう。
うんうん。
しゃがむと風景が変化しますよ、
というアドバイスを頂いておりましたが。
なるほど確かに違ってきますねぇ。
これは応用できると思いますので、
困ったらしゃがんでみることにします。
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色々撮ってみて気づいたことを盛り込んで、船のある風景を撮ったのがこれ
最初の写真と比べて、収まりがいい感じがします。
もう少し、道路の直線を調整するともっと締まるような気がします。
カメラ趣味を持った以上、
ある程度は上達したいものです。
素敵な風景はわかるのですが、
その風景が「なぜ素敵なのか」がわからないと
カメラで切り取ることは出来ません。
いっぱい撮って、モニターで確認して、考える。
これを繰り返せば、きっといいものが撮れるようになるに違いない。
決意のような願望のような思いを胸に、
カメラのある生活を送るこの頃でありました。了
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日の丸構図の魔の手は
空間全体に及んでくるのです。
ですので、左右だけではなく、上下も気にしましょう。
例えば海と空を撮る場合。
決して5対5の比率では良くないわけです。
どちらも死んでしまうのですね。
空間に重きをおいたほうが
より強調されるとは限らないのが面白いところです。
空を大きくして、案外海のほうが強くなる。
それが起きるんですねえ。
ただ5対5だと、どちらも死ぬのです。
おかしなもんですよね。
(構図。その奥深きもの。。なるほどでクリック!)
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