CHUFF!! チャフで行こうよ。

もう、何でもありです。ヒマつぶしにどうぞ。

CHUFF!!ってのは、「おっ、なんかいいよね!」って意味です。チャフっていきましょうよ!

趙氏孤児「天命の子」を観たザンス!

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中華ドラマは概して長い。

50話前後は標準ザンスね。

今回はまった「天命の子」は45話。

 

まあ、ミドルクラスザンスな!

 

おかげで、生活リズムボロボロ。

隙あらば続きを観る生活がしばらく続いたザンス。

 

しかし、このお話は司馬遷の「史記」にも登場するザンス。

つまり、2千年以上歴史のあるドラマザンスね。

いやあ、すごいわ。。。。

この脚本をよくまとめたザンス。

 

じゃあ、45話の世界を見てみるザンス?

 

 

 

 

あらすじはこちらで。。

 

まずは、原作というか。。

いろいろ元ネタになったのがこれね。

 

ja.wikipedia.org

 

 ドラマの方では、主人公の程嬰という町医者が、数奇な人生を歩むのザンスな。たまたま助けた将軍の伝言を伝えるために、祖国「晋」に走るわけザンスな。

そこでいろいろあってザンスな、ある日三人の赤子が同時に生まれるわけザンス。その赤子がそれぞれたどる数奇な運命は、19年後に結実するわけザンスが。。

(8マン著 「人生どうでもいいじゃない?」より引用)

 

 

まあ、知らない人は知らない方がよいザンスし。

これから観る人は分かることザンスから、書かなくてよいかなー。

 

で、この作品を見ることになったきっかけは

こいつのせいザンスなw!

 

twitter.com

 

ワタイが強烈に「琅琊榜」を推してたら

彼女は逆に「天命の子」を推してきたザンスな。

じゃあ、バーターで頑張るかとw

 

 

ちなみに、彼女が書いた「琅琊榜」のインプレがこちら。

 

seicolin.hatenablog.com

 

ちなみに、こちらは54話になります。

 

 

ではここから、「天命の子」のインプレ開始。

まずね、脚本がすごいザンスよ。

よくこれまとめたザンスなあ。

 

それにね、シェークスピアや聖書からも

プロット盗みまくって、それがまたいい構成しておるんザンスよ。

ワタイ思ったのは、日本の脚本はやっぱ弱いザンスな。

その理由を考えてみたら、古典が弱いんザンスよ。

そら、いろいろあるザンスよ。

ワタイも最近これ読んでおるザンスし。

 

 

でもねえ、やっぱり一部のたしなみザンスな。

中国や一神教系は、やはり文字として残っている

物語の多さがすごいザンスよ。

しかも大陸って、なんだかんだ言っても文化が似てるわけ。

 

「町中の二歳以下皆殺しでよろしく!」

 

で、話が通じるぐらいは似ておるんザンスよ。

 

そこで、いろんなプロットを切り取って

新しくつなぎ直してアレンジすると、

それだけでかなりなものができるんザンスよ。

やっぱり、古典やってないとダメザンスよね。

どの業界もそうザンスな。

 

ストーリー ロバート・マッキーが教える物語の基本と原則

ストーリー ロバート・マッキーが教える物語の基本と原則

 

 

羅生門とかも、古典から芥川がひっぱって

黒沢が映像化ザンスしねえ。

長い時間に編集され、手を入れられ、なおかつ残ったもの。

それが古典ザンスからねえ。。

 

また話が脱線しておるザンスな。

まあ良いザンス。

ドラマを観る前に、ワタイは先述の彼女のブログを読んでおったのザンス。

それがこちらザンス。

 

seicolin.hatenablog.com

 

正直、なにこの「おっさんずBL」?

 

イクちゃん、とうとうウォッカで頭溶けたか?

と思ったザンスけど、これがドラマで観ると。。

あー、なるほどねー!となるザンス。

 

全体を貫くのは「忠義」なんザンスけど、

もうゆがみまくって、さすがの豊饒感。

45話観終わって思うザンスけど、

もう主人公の奥さんが不憫で不憫で。。

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主人公の奥さん宋香さん

で、「忠義」を考えてみたんでありんすけど、

悪役として登場する「屠岸賈」という人物の家来に

「到満」いう渋いオッサンがおるんザンス。

この物語の中で、唯一純粋なんザンスよね。

 

みんな頭の中で、意地の血中濃度が高まってる中

到満さんだけが、すっごい無欲で悪徳非道なのね。

それ全部が、ボスの屠岸賈のためなんザンスよね。

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左が到満さん

その辺も実に「BL」プラトニック!

 

日本の大河ドラマが、大体同じ尺として。

ここまで引き込まれるかというと、

それはないザンスなあ。。

 

観終わって、激しい虚脱感に襲われたザンスね。

無常観にも満ちるザンスし。。

それを差し引いても、観られる人は見るべきザンスな。

さすが、日本を抜き去った経済大国中国。

才というモノが花開いておるザンスよ。

 

ワタイね、中華はいろいろあったザンスから

決して中立でもないザンスけどね。

そんなものが吹っ飛ぶ完成度ですわ。

 

(何があったの?個人的に?ウフフ、そこは秘密。でクリック!)