CHUFF!! チャフで行こうよ。

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青さんの天草への旅 その3

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ワタイは最近忙しい。

訳あって「天命の子」なる中華ドラマに

見事にハマったからザンスな。

 

 いやー、こいつは深い。

さすが、司馬遷史記にも登場する

「趙氏孤児」だけあるザンスな。

こういう古典がある国は強いザンスな。

聖書もしかりザンスが。

よって、青さんのツーリング記事の

連続投稿と言う卑怯な手段で

毎日更新を維持するザンスな。

 

 

さて、前回フェリーを一本早められそうに

思った青さん

chuff.hatenablog.com

思った以上、もう決行ザンスね。

 

 

ではさっそく!

 

 

==========

 


私の感覚では、

小浜温泉から口之津まで

30分弱ぐらいのはずです。

 

普通に走ってターミナルに5分前着か、

と思ったのを覚えていますから、

おそらく8時10分ぐらいだったんでしょう。

 

一瞬迷いましたが、

ここは「ゴー」だと決めました。

 

だいたい、休憩なんか

2時間毎でいいんですよ…

 

 

 

そうと決まれば後は簡単。

止まらずに走るだけです。

ここまでも予定通りですから、

ここからもきっと予定通りに決まっています。

 

そんな私に、大いなる存在は

御使いを下されます。

 

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今回は心の旅なので、

そう考えることにしました。

 

御使いはすぐに表れました。

四色の福音色が目印です。

 

高齢者マーク マグネット2枚組

高齢者マーク マグネット2枚組

 

 

4色のステッカーを軽自動車に貼り付け、

私に「汝急ぐなかれ」

と警句のかわりに

強制的に速度調整を促します。

 

いつもどおり、もみじマークの軽自動車が

現れたのでありますな。

 

小浜から口之津への国道251は、

対面一車線のカーブとロックシェッドが続く道です。

 

簡単に言うと、抜きにくい。

 

そもそも追い越しが得意ではないし、

好きじゃないのでやりません。

さすが、御使いは時と場所を選んで攻めてきますな。

 

さぁ、ヒリヒリしてきました。

 

8時45分の船をちょうど見送る

到着になりそうな雰囲気が。

 

 

当初の予定では次の便、

9時30分に乗るつもりだったんだから

予定通りなんです。

 

だから、焦ったり急いだりする

必要は全くありません。

 

いっそ、手前のコンビニに停まって

10分ほど休憩したら

諦めはつくんですけどね。

そんな泰然自若は似合わない私です。

 

正しさをゴリ押しする人 (角川新書)

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ああ、そうか!

 

「焦ってはいけません。事故の元です。普通に走ればちゃんと間に合うのです。落ち着きなさい」

 

これが御使いの真意なのでは

ないかと思うことにしました。

 

そうしてみると不思議なもので、

国道251の美しい海の風景が

目に入るようになります。

 

 

そうだ、そうだった。

私はバイクに乗っているんじゃないか。

急ぐことなんかないんだよ…

 

 

潮の香りが肺に満ち、

小気味いいエンジンの振動が

手をくすぐるのがすごく愉快に感じられた頃

「イルカ乗り場」の看板が見えました。

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まもなく口之津フェリーターミナルです。

 

時計を確認すると、、うーん…微妙。

ここまで来たら、

急いでもしょうがありません。

ターミナルまで行ってみて、

だめなら近くのコンビニで時間を潰しましょう。

 

ずっと目の前を走っている

もみじマークの御使い軽自動車は、

結局同じ船に乗り込むことになります。

 

ターミナルに来てみると、

みっちりと車が止まっています。

船はすっかり着岸し、

下船が始まっているようでした。

 

先行する御使い軽自動車が右折したので、

私も一応右折してみます。

バイクはレーンが違いますから、

そちらに向かっていくと

作業員のおじさんが手で呼びます。

指示に従い停車すると、エンジンを切る前に

 

「もうすぐに出向しますから、すぐに手続きしてください」

 

考えるよりも先に体が動きました。

キーだけを抜き、走って受付へ。

1150円を支払い、チケットを受け取って戻ります。

 

バイクに戻ると

前に止まっていたバイクははすでに

乗船し始めています。

おじさんにチケットをもぎってもらい、

ゼイゼイいいながらも船員さんの

指示通りの場所に止め、ようやく一安心。

本当に間に合いました。

 

 

ヘルメットを取ると、風が爽やかです。

バイクの乗り込みが終わったらしく、

自動車が続々と乗り込んでいます。

少し息を整えて、階段を登りました。

 

私はフェリーだと、

風を浴びているのが好きなのですが、

 

今日は暑い。

暑いのです。

 

乗客室にはクーラーがきいていますから、

今日の私はここを居場所と定めました。

 

電車のシートのように並んでいる椅子の他に、

ラウンドシートもあります。

そこに、先に乗り込んだ

ツーリンググループがまとまっています。

 

私がソロツー主義だから、

と割り引いて読んでくださいね。

 

仲良しなのはいい。

そこが問題なのではなくてですね、

バイクに乗ると童心に帰るってのは、

あくまで内心の話だと思うのです。

 

どうして表に出しちゃうのかな、と。

諸君らはもう、

五十が見えている四十代だろう?

最近高校を卒業したあの頃ではないんだよ、と。

 

 

戦力外通告 (講談社文庫)

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おっと、いかんいかん。

今回は心の旅でした。

 

集合写真を撮影している彼らを、

デニーロスマイルで眺めているうちに

天草が近づいてきた、

といったところで本日はここまで。

それではまた。了

chuff.hatenablog.com

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ワタイ最近思うんですけどね、

バイク乗ってる人ってイタイ人多いですよね。

 

ワタイも乗ってるんで、あんまり言えないんですけど。

長年乗ってる人のほうが、よりイタイ。

群れてる人は、かなりイタイ。

 

なんでしょうなあ、あれは。。

まあ、ワタイも乗ってるんザンスけどねえ。。

 

(心中複雑であるものの、イタさは認めるべきザンスな。。でクリック!)