最高のマンゴー。
おそらく世界一。
世界一を軽々しくは言えない。
よって、敬意をもって暫定世界一。
それでも控えめな表現だと思うマンゴー。
君はモニカ・ベルッチと並びたてる美女!
この天使を運んできたのは
カメラマンのNくん。
調べると、昨年も書いておるザンスな。
何度でも称賛するザンスよ。
この奇跡と出会える初夏の季節。
ではいってみましょう!
風呂からあがるとスマホに着信。
Nくんからではないか。
電話してみる。
N「はい」
8「電話くれたよね?」
N「なんですか、そのぞんざいな口のききかた」
8「あー、おめえこそなんだ?その口の利き方はあ?」
N「今の季節を忘れたんですか?」
8「お前が梅雨でしけってるとか、どーでもいいよ、なんだコラ?」
N「フフフ」
8「だからなんだよ」
N「マンゴー届きましたって電話ですよ」
8「Nさん、いやあ失礼しました。Nさんもお人が悪いぃー♡」
N「すっげー手のひら返しw」
8「そんなやだなあ。Nさんに対してあたりまえじゃないですかぁ」
彼の事務所は神戸の北野にある。
異人館で名高いそこは坂の上。
よって、歩いてはいかないのだ。
N「8さん、明日何時頃なら来られます?」
8「なに言ってんですか。こちらが合わせますよ」
N「朝はまずいんっすよねー」
8「ああ、ではお昼頃伺いますんで」
N「このマンゴーで、一年に一回8さんに威張れるw」
8「やだなあ、いつでもこれじゃないですか」
N「wwwww」
ってことで、雨降りそうな空の下
歩いてもらいに行ってきたわけザンス。
もうね、人を醜くするこのマンゴー。
彼の親せきが作って、
市場に出回らないマンゴー。
ワタイはアジアで、アメリカで、
山ほど食べたはずのマンゴー。
しかし、この与那国産のマンゴーを
超えるマンゴーはない。
なんでも金払えば買えると思うと
それは大間違いザンスな!
ツテがなければたどり着けないものこそ
本当の本物なのだ。
ぺちゃくちゃおしゃべりして
ついに、そのマンゴー登場。
8「ダメだ!俺の技術じゃ、このマンゴーを撮れない!」
N「ゲラゲラ。なんでです?」
8「俺の視覚情報の中に、味覚が入ってきてるんだ」
N「思いを形にできないと?」
8「そう、iPhoneでもね」
N「8さんのは今は見かけない5sだしw」
8「今日は何言われても平気って言うかw」
N「仕方ないですねえ。撮影台だしましょう!」
8「おお!」
8「う、うつくしい・・」
N「これでどうです?」
8「あー、もう、たまらん」
N「これでどうだw!」
8「歯茎に広がる南国の風!」
N「ゲラゲラwww。縦アングルもいっときましょう!」
8「分かりました!センセー!」
毎年のことなのだが
忘れておったのだなあ。
このマンゴーの存在を。
N「今年は不作で、苗木の管理もあって数でないそうです」
8「そんな中、私なんかによろしんですか?」
N「まあ、いつも君のことは気にかけてるからね」
8「へっへー。ありがたきことです」
完全なる美の前では、
人はひれ伏すものなのだ。
このマンゴーの前では、私も下僕だ。
それでよいのだ。
完膚なきまでの美。
それがいま、ワタイの手の中にあるザンスw!
(食べさせてやった人間全員が、人であることを捨てるマンゴーでクリック!)
- アーティスト: Various Artists,Perez Prado,Tito Puente,Arsenio Rodriguez
- 出版社/メーカー: ディスコロヒア
- 発売日: 2019/03/31
- メディア: CD
- この商品を含むブログを見る