40歳になるということは
言い訳を覚えながら、くだをまくということです。
青さんはそれをまえに、
思考の訓練をつづけておるのです。
一見支離滅裂に見えながら
見事に昇華してゆくその姿を
ではさっそく!
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「おばさん」と「おばちゃん」
これは多分、
外見に依拠すると思うのですね。
例えば、遠野なぎこは
おばさんでしょうか。
そんな感じがしますねぇ、
特に最近は。
では、仲間由紀恵はどうでしょう。
蛯原友里ならどうでしょう。
麒麟の川島じゃない方、
田村裕や大西ライオンは、
たぶんおじさんだと思います。
なんとなく違うような気がします。
このへんは個人によって
感じ方は違うでしょうが。
全員私と同学年、
今年40歳になるのですが、
おじさんとそうじゃない人、
おばさんと
そうじゃない人がいる。
これはつまり、
おじさんやおばさんというのは
年齢ではなく、
見た目によって
分類されている可能性が高い。
小奇麗にしている、
一見若そうな人に対して
「おじさん」とか
「おばさん」とは
言いにくい。
これは、その言葉に
ネガティブな意味が
含まれているからでありましょう。
微妙な年齢の人に対して、
おじさん、おばさん、
と呼びかけるのは失礼。
老けて見えますよ、
というニュアンスがあるから。
大人びている、
というのは褒め言葉なのに、
おじさん、おばさんは
失礼なんですね。
書くと不思議な感じがしますが、
よく考えると
特に難しくはない話であります。
頑張ってなるのが「大人」
勝手になるのが
「おじさん・おばさん」
こう捉えてみると
実にスッキリわかりやすくなります。
でも、おじさんってのは
なぜだかちょっと、
ニュアンスが面白い。
30過ぎたぐらいで
おじさんを自称するのは
片腹痛い感じがするんですが、
40過ぎておじさんなのは、
そんなに悪くない気がします。
「おじさん」という響き、
これはこれで悪くないんですが、
「おじさま」になると、
何かしらぐっとこみ上げてきます。
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涙腺にではなく
もっとどこか違う場所に。
ところが、これが
「おっさん」となると
実に残念。
促音でラフさが
でちゃうからでしょうか、
すごく軽くなりますね。
「おじさんの愛」だと
しっとりして耽美派っぽいですが、
「おっさんずラブ」だと
ふわっとしてポップな感じがします。
同じように、
「おばさん」と
「おばちゃん」も
なにか違う。
これはしかも、
音の感じだけではなく、
たしかに呼び分けるべき
差異があるかもしれないな、
と思い至ったところで
いったんここまで。
次回は
「おばちゃんという生き物を考える」です。
それではまた。
つづきます。
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なるほど、確かにそうですね。
「おじさま」ってのは、どうも耽美的です。
だからなに?って感じも
ぬぐえなくもないんですが、
大事なことのようです。
そして思考は「おばちゃん」という
無敵生物へと向かうのですね。
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