「マイ・ファニー・レディ」をご存知でしょうか?
もちろん、「マイ・フェア・レディ」をもじった題名で、
これは配給会社の名訳!
原題は She is Funny That Way !
そして主人公は、「イザベラ」だから、
マイ・フェア・レディのオードリと同じ。
あれ、もとは「イライザ」じゃないんです。
脚本家もきっと、
意識して書いたんでしょうね!
やるうー!ひゅーひゅー!
偶然観たんですよ、この映画。
なんですか、これ!
引き込まれましたよ!
ネタバレとはいかないですけど、
気になる人は、注意してください。
早速検索したんですが出てこない!
「マイ・ファニー・レディー」
と打ってたんですね。
お尻の「-」のあるなしで、
反応するとは、まだまだ大したことないデジタル技術。
娼婦を買うのが好きで、
その娼婦の人生を変えるのが趣味の演出家。
そのキメ台詞は、「リスを胡桃に」。
このセリフは、劇中に何度も出てきます。
ハイドパークでは、リスに胡桃をあげる人がいる。それが幸せなんだ。でもリスを胡桃にあげている人がいても、それは逆だろ、と言う権利は僕にはない!
この言葉の引用は、映画の最後に明かされますので、
興味のある人は、ちゃんと観てくださいね。
ある晩、グローと名乗る娼婦、
イザベラを買った演出家は、
三万ドルあげるから、別の仕事をすればいい、と言うのです。
この男、アーノルドを演じるのは、オーウェン・ウィルソン。
これなんか、割と有名でしょうね。
それで、イザベラは女優を目指してオーディションに行くと、
そこには女優の妻と公演をしようとするアーノルドがいて。。
イザベラは娼婦の役で、妻がイザベラの演技を気にいり。。
もう書いてて分からないスピードで、
どんどん話がややこしくなってしまうんですね。
しかも、アーノルドは、
娼婦を買うたびにそれをやっていて、
毎回三万ドルを渡すんです。
毎回偽名を変えてまで。
助けた娼婦があちこちで、ビジネスで成功してて。。
彼女たちが、どんどん偶然登場してきて、
話はますます混乱してゆくわけです。
読んでてなに言ってるかわからないでしょう?
私もよくわからなくなってきました。
そこに絡んでくる、気性の荒い精神科医が、
ブラピの元嫁の、このお方。
言わずと知れた、天才コメディエンヌ、
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まあ、ぶちぎれ方が半端ない。
相当ぶっ飛んでます。
映画の最後の方で、
イザベラのお父ちゃんまで出てきて、
娘を買った男を殴ってゆくんですけど、
その時にイザベラは、
ジョン・ウェインのこのセリフを言うんです。
銃は人を殺すが、パンチは時に人を変える力を持つ
アメリカらしさ、満載です。
この一つのセリフで、かなりR制限かかったでしょうに、
彼らのガッツは、いやあお見事。
傷つきやすい「繊細チンピラ」なんてガン無視です。
あっ、ご存知ですか?
「繊細チンピラ」って言葉?
そこを全く気にしない、
このアメリカンな
ガッツを私は好きです!
なんか、春って欝々とする季節でもあるでしょ?
いいですよ、この映画は。
最後でそう来る?って終わり方も素敵。
ティファニーで朝食を、のオードリのこのセリフ。
私はピンクを信じる!
いかしてますねえ。
私が、なに書いているか分からない貴方!
まあ、観てくださいよ。
超絶オススメ!
(久しぶりの傑作との出会いでしたね。よかったら、クリックで!)