こちら、冬の傾いた陽に
淡く紫に輝く「轟天号」です。
青さん、本当に行ったようです。
いやあ、あの寒風の中行かれるとは、
さすがのものでございます。
早速レポートが届いておりますので、
とにもかくにも、読んでみませう。
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予定通り、練習に出かけてまいりました。
防寒対策はほぼ問題なく、
想定通り指先が冷たいぐらいで済みました。
二時間走ってこのぐらいなら、
十分だと思います。
ざっくりしたコースは、
西彼杵半島を外海側から北上し、
横瀬を通って小迎バイパスへ。
自動車専用道路(無料区間)
で高速走行の訓練をしつつ、
大村湾側を南下して帰宅。
出発からしばらくは体力万全なので、
なんにもない外海を延々と走り、
疲れたらすぐに休憩できる
大村湾側を南下する。
見事な計画であります。
畝刈の、以前デイリーがあった交差点を、
左折したらスタートなんです。
その交差点を、
なんとなくぼんやりしていたんでしょうか、
右折したんですよ、私。
帰路のつもりだった大村湾側が往路となり、
往路のつもりだった外海側が帰路になる。
ただそれだけのことなんですが、
先程申し上げたとおり、
賑やかなのは大村湾側であり、
コンビニがいい具合に点在しているのも
大村湾側なんですね。
しまった、と思ったんですが、
引き返すのも気が悪い。
ええい、ままよ。
逆打ちは効果が強いというのは、
巡礼だけではないだろう、たぶん。
交通量の少ないワインディングロードの
練習から始めるはずが、
それなりの交通量の道路で、
流れに乗る練習からスタートです。
結論から言えば、流れに乗るのは大丈夫でした。
自動車の初めての時は、
アクセルを踏むのが本当に怖かったんです。
そのときに比べて自動車の挙動は知っております。
そこがわかっていれば、
後は合わせてアクセルを開いていくだけの話。
そんなに難しい話ではありません。
問題は、そこに至る前の話。
信号での停止と出発に難ありです。
半クラのポイントがいまいち掴みきれておりません。
ギクシャクギクシャクしながら、
発進することがまだ多いように思います。
たぶん、軽自動車のような
ギアチェンジが良いんでしょうね。
1速は動き出すだけで、
すぐさま2速へ上げなきゃいかんのでしょう。
そこがもたついているから、ギクシャクする。
これはもう経験を積むしか無い話ですね。
原理はわかったので、
意識して訓練したいと思います。
車なら、カーラジオから「ひるのいこい」の
テーマでも流れてくるわけです。
しかし、轟天号を駆る私の耳に届くのは、
400マルチの駆動音とヨシムラの唸りだけ。
これがツーリングか!
改めて感動しておりました。
道中(信号停止の度のギクシャクを除けば)事もなく、
小迎バイパスに到着。
左折したら、そこは自動車専用道路です。
ちょっとドキドキしつつ、
バイパスに進入。
前を走っているトラックとの距離が
スィーっと開いていきます。
法定速度70キロへと加速してみます。
凄い向かい風だったので、
100キロ走行とはこういうものだろうな、
と大変具体的に想像できました。
その感想を書きます。
飛行機が離陸する瞬間の
フワっと来る感じのようなのが、
がなんとも言えず恐ろしいです。
今のところ、
私にとって高速道路はちょっと早い。
大村までたどり着ける気がしない。
ごく短い区間でありますが、
VTECに入ったはずの回転数まで上げてみたりしました。
音ではわかりませんでしたが、
きっとHYPERVTECだったに違いないと思います。
アクセルを開けたら開けただけ、
ギュィーンと加速していくバイク。
乗っている私がついていけませんぞ、
この加速は。
小迎ICから一般道へもどり、
外海を目指します。
信号待ちから左折、、
プスン
エンジンが静かになりました。
それもそのはず止まっています。
(つづきます)
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熱い!熱い!熱いぜ!
彼のハートは、内燃機関。
熱くヒートしているのは、ヨシムラだけじゃない。
まるで、ギターウルフのようだ!
(熱風ジローのオリジナル音源転がってないのね)
いいですねえ、こういうの。
読んでいて、ワクワクします。
誰かが本当に楽しいことしてるのは、
こっちまで楽しくなってきます。
楽しいってのは、本来そういうものじゃないかと、
思います。
(ロックってのは、この熱さが身上よ! 今は亡きポップヨシムラに魂のクリック!)
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