今時のケーキというのは、
「軽やかで甘すぎず」とか、
「素材の味を生かしてる」とか、
そういうスカしたの多い気がしません?
あのね、甘いものなんですよ。
洋菓子というものは。
ヨーロッパのケーキは、容赦ないですよ。
そんな時代の流れに、
真っ向勝負しているケーキ屋さんをご紹介します。
もうね、ここのケーキって、
時代に挑んでる感じがして好きなんですよ。
砂糖ドーンですよ!
脳天直撃する甘さです。
でもそれはよく考えたら、美味しいから可能なんですよね。
場所は、阪急王子公園東口を南に出て、
左側に坂を下ると角にあります。
小さな喫茶エリアもありますけど、飲んだことないです。
何年か前までは、工房と小売だけでした。
きっと卸をしているのじゃないかと思います。
ここのモンブランを初めて食べたときは、
ちょっとした衝撃でした。
実に男らしい甘さです!
もう、お砂糖が堆積して、それ自体がこれでもかと迫ってきます。
季節が寒くなると、私はいそいそとこの店に向かうのです。
栗の風味がどうのとか、
まろやかなクリームがとか、
そんなことを忘れさせる、脳天直下型の甘みの衝撃です。
なんと言いましょうか。
生まれて初めて、
テキーラをストレートで飲んだような感じと言いましょうか。
容赦なくやってくる衝撃。
いいですね、そういうの。
時々デザインが変わったりするんですよ。
ネットを漁るとありました。
これとか。。
これとか、
私思うんですが、こういうのは度胸がないと作れませんね。
つい、時代に媚びちゃうじゃないですか。
それが悪いとも思いませんけど、
健康だとかそういうの、一切無視して美味しいものを作るって、
今の時代に、甘いナイフを突き立てているみたいじゃありませんか?
Sweets Factory というのは、このお店の元の名前です。
私の知る限り、男らしさが「辛いもの」を指すのは、
多分日本だけだと思います。
甘いものを食べると、じんましんがでるとか、
あれは強迫的な心身症だと思います。
だって、アルコールって、
糖質を発酵させてるんですもの。
まあ、人間の思い込みってことですね。
甘いものを世界中の人が愛しています。
アメリカにはパイがあり、
東欧にはチョコがあり、
フランスにはカヌレがあり、
イギリスにはファジがり
スペインには、米のプリン
アロス・コン・レーチェがあります。
それぞれに、甘美な世界を楽しむわけですね。
そして、我が国には、
斎藤さんがいるわけです。
たまにはいいじゃないですか。
カロリーとか、全部忘れてしまいましょう!
私、斎藤さんを個人的には存じませんが、
きっと面白い方ではないかと思います。
いかがです?
オススメですよ。
脳天直撃するような、甘さの世界。
ダークラムとここのモンブランとかいいかもしれません!
(甘ったれてねえで、ガツンと甘いもの食っとけよ!その血糖値でクリックだ!)