男、昼寝から覚めたら、
突然オートバイに乗りたくなった。
彼の名は「青陽舎」さん。
略して青さん。
ついにたどり着いた場所。
それは、結果発表の「第三教室」。
さて、青さんは報われるのか。
感動の最終回!
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私の後に検定を受けたのは、
前回私と一緒に見極めを受けていた大学生風の男の子でした.
彼はどうやら検定中止だったようで、
補習の予定をいれて帰っていきました。
卒検の時に「必ず返却してください」と表紙に書いてある、
模範走行が記録されているDVDの返却も
「次回の検定の時でいいですよ」
と言われています。
うーん…検定中止だと、
わかりやすく落ちているんだけどなぁ…
やきもきしたまま、どんどん検定は進みます。
全ての検定が終了し、
検定員さんがやってきて
「皆さんお疲れ様でした。総合受付の前でお待ち下さい。合否の発表は11:30です」
うーむ。
盛り上げてくれますねえ。
総合受付は本校舎にあります。
我々が受検しているのは二輪校舎なので、
荷物を持って移動しなければなりません。
校舎の出しなに思い出し、例のDVDを返却しました。
「お疲れ様でした」
教官殿はそれをすっと受け取って、
所定の位置へ戻しています。
おや…?これは…??
総合受付の前でウロウロ歩き回り、
やがてソファに座ってジリジリ。
長い。
こんなにも長い10分がかつてあっただろうか。
そりゃあきっとあったことでしょう。
それなりに人生を歩んできておりますからね。
喉元過ぎればなんとやら、
忘却の彼方にゴロゴロしていそうです。
しかし、新鮮であることは、事実です。
「本日受検された皆様は、第三教室へお集まりください」
ぞろぞろと、
受けた人数よりいくらか少なくなった人の群れが、
第三教室へ向かっていきます。
結果発表は実に雑に
「皆さん合格です」
と簡単なものでした。
そんな雑な発表でも、
すっと肩が軽くなった気がしました。
心にかかっていた薄いレースがするりと落ちたような。
結局、残された人は全部合格ってことだったみたいですね。
晴れやかな気分と、天気予報通りに降り出す大雨と。
窓外の教習コースに水たまりが出来ていきます。
検定の間だけ雨がふらなかったという事実に、
特に信仰があるわけではありませんが、
思わず知らず手を合わせたい気分になります。
後はもう、事務的なアレコレを済ませて終了。
もらった書類を持って運転免許試験場に行き、
免許を書き換えると私も晴れて普自二持ちであります。
たった一ヶ月。
しかし、体感ではものすごく長い、
本当に色々合った一ヶ月でした。
面白かったなぁ、大変だったけど。
免許の書き換えは平日の9:30までに、
運転免許試験場にいかないと出来ません。
一時間かかるんですね、うちから試験場まで。
高速を使ってもね。
平日の早朝か…時間の調整が難しいところですが、
なんとかしないといけません。
それ以外の選択肢がないから。
指定校卒業の学科免除なら、
もう少し融通をきかせてくれても、良さそうなものだと思うけど。
融通と公務員は相性が悪いので致し方ないことです。
新しい年は、
新しい免許をもって迎えることになるのか。。
当時はまだ11月でしたが、
感慨はすでに初春を見据えておりました。
次の問題は、ニーハンかヨンゼロか。
悩ましいことでありますが、
嫌じゃあないなぁ、こういう悩みなら…
長々書いてきた「免許への道」はこれで終了です。
「突然免許が欲しくなったので、自動車学校に行ってきた」
まとめるとこれだけの話を、細々と書いてみました。
次は何をしましょうかねぇ。
何か思いついたら、
またお会いしましょう。
それでは。
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いやあ、おめでとうございました。
汗ばむ季節から、初冬にかけての物語。
胃がキリキリするような、ステキな体験。
青さんは、面白いこといろいろやっておられるので、
次回のシリーズに期待されていいと思いますよ。
じゃ、オートバイへの道、は一旦終了ということで。
どうです?あなたも。
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