ここがキャンプサイト!
あの、ボンネットで目玉焼き作れるとか、
勝手に動く石があるとか、
まあ、いろいろ有名なデスバレー。
一応Wiki貼っと来ますね。
あそこで野宿した事あるんですよ。
真夏の一番暑い時期に。
いや、熱い時期に。
焼きそば作って。。
一応管理事務所というか、
ヘッドクオーターに連絡しないとヤバそうなんで、オフィスに行ったら、
「かまわないけど、気は確かか?今、真夏だぞ?」って。
「なにがあっても、自己責任で訴訟しません」
という迫力ある書類にサインして。。
独立記念日のJuly 4th と呼ばれる頃の、ちょっと後でした。
んで、テントはっていいという場所に行ったら、
そこは、
砂漠の中のただの荒野!
いやあ、気分はサンダンス・キッドですよ!
なんか、すごく盛り上がりました。
サンダンス・キッドをご存じない?
ではこちら
と言っても、何もないから勝手に盛り上がってたんですけどね。
一人でね。
バンバン!と、撃ち合いの真似したり。
地面を転がって、岩陰に隠れたり。
相手に(誰もいないんだけど)、英語で
Your mom's nipple so sweet , HAHAHA
とか、
I know the last man standing here ! It's not you but only me !
とか、叫んで、バンバン!!
いい汗かきましたよ。
誰もいないんですけどね。
きっと半径10マイル圏内には、私一人。。
汗はかいたら、すぐになくなります。
肌はべたつきません。
風で垢が飛んでなくなるのです。。
便利です。
車から少しガソリンを抜いて、盛大な焚き火をして、
その横で、持参した日清の焼きそば焼いただけなんですけど。
水は大量に用意したし、食い物も腐らないものでそろえてるし、
怖いのは、サソリとかガラガラヘビくらいなもんでしたわ。
夜になると急激に冷えるんですが、
それもたいした事がない。
なんでだろうと、不思議に思ってたんですけどね、
地面があちっちなわけです。
何せ昼間は気温が普通に40度超えてますし、
湿気がほぼ0%なんです。
本気のストレートに突き刺さる太陽が、
地面を容赦なく焼いてくれるわけです。
その結果、夜はどこに座っても床暖房入ってる状態。
いちおう、虫除けでテント張りましたけど、
空気はひんやり床はぽかぽか。
私のテント体験史上、最高の寝心地です。
薄いブランケット引いて、バーボンを少し飲んで、
星空見ながらぼんやりしていました。
空気の乾燥のせいで、星がちょっとすごい事になってたわけです。
極彩色のジュエリーをぶちまけたようなね。
テントで眠って、日が昇る前に外に出ると、さすがに寒いんです。
しかも、かなりの寒さ、ダウンいるくらいですね。
デスバレーは周囲が山に囲まれているんです。
デスバレーは、その底の盆地ですね。
と言っても、その盆地は長野県全体くらいありますけどね。
海抜がマイナス。
道を走っていると、海抜マイナス何フィートって表示ありますからね。
日が昇ってくると、レーザービームのようにシャープに来ます。
紫色の世界です。
頭の上あたりに光が届くと、
もうそこだけは熱いんです。
でも当たっていないところは真冬のよう。
光が太陽の上昇とともに全身を包んでいきます。
ベルトのバックルが、
急激に「冷たい金属」から「熱い金属」に変わります。
気分はこんな感じですね。
そして全身が包まれる頃、紫の光は消えて、
いきなり全開のさすような透明の光が始まるわけです。
それを全身に浴びながらコーヒー飲んでると、
身体が多幸感に包まれます。
きっと、一斉に身体が活動を全開で始めるんでしょうね。
カウボーイが土の上でごろんと横になるのは、
あれ温かいからなんですよ。
少なくとも、アリゾナ、ネバダ、テキサスとかではそうでしたね。
ぼーっと楽しんでると、
危険な気温になるのもアッと言う間ですから、
注意も必要ですけどね。
あれに比べたら、日本のテント旅って、本当に苦行ですね。
やはり、湿気との戦いなんでしょうね。
蚊とかの虫とかもですかね。
日本の夏は実はテント旅には、最悪じゃないでしょうか。
ジャングルでのテント泊と思った方がいいですよ。
あっちで怖いのは野生動物もそうですが、
やっぱり一番は人間でしたけどね。荒野ですからね。
ピストルを規制できない理由もなんとなく分かりました。
アメリカの殆どは、都会じゃないんです。
荒野じゃ、やっぱ欲しいわ、ピストル。
まっ、出会う事あったら、ですけどね。
翌日オフィスに行くと、
「大丈夫そうだね、君!よし、来年からは盛大に広告するよ!」
と言われました。
今、あそこのキャンプを最高だとか書いてたら、
それは私の功績です!
今はもっと整備されていると思うんで、
気軽に行った方が良いですよ。
汗なんかかかないし、かいても塵になって消えてゆくし、
ジーンズなんて数回叩けば洗濯完了です。
でも、ブーツ履いていくべきだとは思いましたけどね。
もちろんボクは、トニーラマのブーツでした。
蒸れないので超快適でしたよ。
ちゃんと、モノにはその背景にちゃんと理由があるんです。
いい思い出です。
(モニターからは、分からない事、たくさんありますよ!そこでクリック!)
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