CHUFF!! チャフで行こうよ。

もう、何でもありです。ヒマつぶしにどうぞ。少しもの知りになれるかもです。

CHUFF!!ってのは、「おっ、なんかいいよね!」って意味です。チャフっていきましょうよ!

イスラム前のアラブの話。

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最近私は憂鬱。

事情はいろいろあるけれど、

まあ、憂鬱なわけよ。


寒いし。


こういう時は、

美しいものを愛でるに限る。


というわけで、

最近ちょっとアラビア語に凝っております。

凝ってるとは言っても、

数冊の本を読んだだけですが、

いやあ、素晴らしい。

 

何書いてるのかさっぱり分かんない。

 

どうにも、かなりやりがいのある言語のよう。


こういう時は、

師岡カリーマ・エルサムニー先生の写真を見る。

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ああ、もう、がんばっちゃお!

この先生、ぴったりしたニットをよく着ているのに、

胸を見られているようで嫌なんだとか。

分かるような、分からないような。。

まあ、見ちゃいますよ、先生!

そこ責めないでください。



しかし、分からんものは仕方ないので、

周辺から攻めてみます。

アラビア語ではなく、そのあたりの周辺です。

すると、とんでもない話を見つけてしまいました。

なんというか、アラビア語圏は、

もう赤面するようなセリフを、

立て板に水で言うわけですよ。

 

しかも、場面的にはリアル北斗の拳環境下で!

例えば、こういう場面。

一触即発の、命がけのシーンで。

 

「お前、どこの出だ?」

「恋のためなら命を捨てる部族の出だ」

言えます?

これ普通に?

かの地では普通に、やり取りするわけです。

多分、馬かなんかに乗りながら、

砂漠の風に吹かれつつ。 

これなんか初級ですからね。

 

アラビア詩人界に、その名を残す、

モタナッピーという詩人がいるんです。

有名なのは、この一説だそうです。

 

馬と夜と砂漠が我を知っている
剣と弓と書と筆が

 

どうです?飛ばしてません?

この人、今でもアラブでは有名人らしいです。

またこの人の死に様が、伝説的にキテルわけです。

華やかな人生だけれども、敵も多く、

ある日待ち伏せされて、逃げるしかない状況に。

その時、従者が

 

「逃げるのですか!

『馬と夜と砂漠が我を知っている。

剣と弓と書と筆が』と言ったのは、

ご主人様ではないですか!」

 

と。するとモタナッピー

 

「おお!そうだった!

いかん、いかん。

うっかりしてた!」

 

と突撃して死んじゃう。

勢いあるよねえ。

 


なんかすげーなあ。

でも、御レベルでは、まだ中級。

探してたら、こんなの有りますよ。

 

アラビア語では

「サアーリーク」というジャンルがって、

まあ日本風に言うと、講談でしょうか。

アウトロー文学といいましょうか。

その中でも、これはキテるぜ!

なナイスな人がいます。

 

金持ちを襲って、貧民に分け与える盗賊、

その名も

 

「悪を脇に抱えた」です。

 

いいですか、

「悪を脇に抱えた男」ではありません。

「悪を脇に抱えた」というのが名前です。

跨るは漆黒のアラブ馬、

生涯心臓の脈を早まらせたことがない男。

義侠心にあつく、タフな男。

でも不細工なんです。

その「悪を脇にかかえた」が、

恋に破れて泣くのです。

フラれた理由は「不細工だから」だそうで。。

 

「俺は復讐の血と戦いを重んじ、そのためには夜も眠らぬ男だ。しかし、女はその妻にはなりたくないという・・・」 

 

そして、「悪を脇に抱えた」は、

砂漠の夜を彷徨うのです。

 

痺れます。

上級ですね。確定。

どうもアラビア語圏内ってのは、

美醜を、露骨に言いますからねえ。

容赦ないですよ。

 

不細工、ダメ絶対!

 

とか言いますからね。

平気で、迷いなくです。

この本でも、奥さんが不細工かどうか、

顔を触って確かめた、と書いてありますからね。

わが盲想 (一般書)

わが盲想 (一般書)

 

この本は、今回とは関係ないですけど、

まあ、ぶっ飛んでます。

 

いやあ、イスラムが起こる前のアラブって、

なんというか、美しいかもしんない。

ここまでやられると清々しいわ。


砂漠もこんな寒い日があるんだろうかなあ。

 

イスラム抜きの歴史が数千年だからね。よく考えればすごい話でクリック!)

 

アラブの住居

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ようこそアラブへ

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