CHUFF!! チャフで行こうよ。

もう、何でもありです。ヒマつぶしにどうぞ。少しもの知りになれるかもです。

CHUFF!!ってのは、「おっ、なんかいいよね!」って意味です。チャフっていきましょうよ!

マン島での道 その24 冷静と情熱の間、それはハッタリ

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来てはみたものの。。

chuff.hatenablog.com

 

そこは売家の文字が。。

 

今こそ、ハッタリです。

思ってるより大事ですよ、ハッタリ。

今回、焚き火の男は、英語もできないのに英語でハッタリをかまします。

 

いいですねえ、こういうの。

 

では早速!

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ちゃんと確かめもせず

自分で勝手に結論付けてしまうほど愚かな事はない。

 

隣の家の庭に、椅子に座ってお茶を飲んでいるご婦人がいた。

オレは彼女に近づき話しかけた。

 

「Excuse me. do you know Mr.Kim?」

 

すると彼女は怪訝な顔をしながらも

 

「Yes. He sleeps.」と。

 

おおっ・・・・おっ!? 

限りなくゼロに近いと思われた可能性が、

一気に膨れ上がった。

 

その歓喜が意識の中に湧き上がってくる。

そしてある一定のラインでブレーキがかかった。

 

世の中、ちょっといい材料が手に入ったからといって、

その先も思い通りいくとは限らない。

 

ましてやこのマン島で、すべてに楽観は禁物である。

 

この日のオレたちの命運を握っているキムさんという人物、

 この騒々しい環境の中でまだ寝ているという。

 

って事は・・・

レースに興味がないのか、

体調があまりよろしくないのか。 

だいたいなんで住んでいるのに、

FOR SALEの看板がたっているのか。

 

色んな事が頭の中を過っていく。

 

その辺を確かめたいが、それを確認するほどの英語力がない。 

ここで彼が起きてくるのを待っていた方がいいのか。

 

しかし、 運はオレに味方するとは限らない。

コースが封鎖されるまでに彼が起きてこなかったら

 万事休すである。

 

オレは自分の強運に賭けてみた。

 

「I want to meet him.」と。

 

もうこのあたりがオレの英語力の限界である。

これでダメなら諦めるしかない。

 

彼女はしばし困り顔で考えた末に、奥の方へ消えていった。

その先、なす術もなく待つ事数分。。

彼女が戻ってきた。

 

すぐ後ろにはボサボサ頭でひげ面のオジサンがついてきている。 

どうやら彼がキムさんのようだ。

 

よし、彼を引っ張り出すことはできた。

ここからが肝心だ。

 

こっちから図々しく中に入れてくれ、みたいなそぶりは厳禁である。

彼の方から招き入れてくれるように、仕向けなければならない。

 

ハードルは高い。

だが、正直得意なジャンルだ!

 

彼にしてみれば、オレなど初めて会う怪しい外国人でしかない。

しかも寝起き。

 

ここはかつて高額な布団を売りまくった、

オレの営業力をフル稼働させる必要がある。

だが最大ともいえる武器である「言葉」がここでは通用しない。

さぁどうする、オレ。

 

実際、彼の情報は「日本が好き」という事くらいしかない。

ならばそこを最大限に生かすしかないだろう。

 

オレは片言の英語を駆使して、寝ている所を起こした事をまず詫びた。

 

そして旅行会社の担当の名前を出し、彼を覚えているか尋ねた。

 するとキムさんは

 

あからさまに明るい表情をつくりYes!と。

彼は元気にしているか?みたいな事も返してきた。

 

うん、うん、なかなかいい流れだ。

 

そしてここからはオレの方便としての

ウソ、ハッタリである。

 

彼は私の友人で当時、

世話になったお礼に彼から土産を預かってきている。

という内容を身振り手振りで伝えた。

 

そしてオレが自ら日本から持ってきた、富士山の絵柄の扇子をキムさんに手渡した。

 

この土産の効果はテキメンだった。

 

キムさん大喜びである。

さぁキムさんどうする?

ここで

 

「じゃぁ、彼にありがとうと伝えてくれ。さようなら。」

 

なんて言われた日には身も蓋もない。

 

しかし・・・

 

事はオレの思惑通りに運んだ。

彼は・・・早口でよくは聞き取れなかったが

 

「レースを観ていくだろ?中で一緒に観ようよ」

 

らしき事を言ってオレたちを招き入れてくれた。

 

よし!

完璧だ!

 

VIP席、ゲットである。

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やりましたねえ!

こういう機転は大事ですよ。

 

ちなみにですね、この扇子はですね、

私が持ってゆけ!とアドバイスしたんです。

最大限に活用してますね!

 

さすが、高額羽毛布団の、元営業である。

奴の営業トークを聴いたことあるんですけど、思わず買いそうになります。

 

西洋社会にいく時、扇子のやすいの持っていくと、喜ばれます。

あと、きれいな折り紙とか。

よく日本で売ってる「蛇」のお土産あるでしょ?

 

指にくっつくやつ。

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あれも、バカウケしますよ。

 

いい席は、チャンスをものにする勝者の座るところなのです。

 

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