マン島での道 その23 オレにはできる!
イギリスを代表する調味料のブラウンソース。
その洗礼を受けたあとは、あら不思議。
いろいろ慣れてしまったようですよ。
まだ4日目なんですねえ。
ってことは、旅が始まって一週間経ってないんですねえ。。
近々、カテゴリーでまとめておきますね。。。
ではさっそく。
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マン島生活4日目
オレのマン島での朝は早い。
そして常に寝不足。
それにもすっかり慣れてしまった。
この日の天気は晴れ。
レースの開催はほぼ間違いないだろう。
朝食に先日買ったサンドイッチを食べた。
教会で食べたものに比べると上出来だ。
これも慣れというやつかもしれない。
その後、観戦場所へと移動する。
オレのプランに変更はない。
先日は中止になったが、やはり行き先は
バラフ・ブリッジだ。
先日と同じ場所まで送ってもらった。
この日は大阪から新婚旅行で来ているT夫妻も一緒だ。
実は彼らは朝のギリギリまで、どこで観戦するか悩んでいた。
そんな中、出発前に耳寄りな情報が飛び込んできた。
連絡を寄こしたのは旅行会社の担当者。
先日の騒動を詫びる内容で話を切り出した彼は、
その埋め合わせというわけではないんですが、と前置きして語り始めた。
『3年前に来た時にキムさんという人と知り合ったんです。
キムさんは日本が大好きな方で、その時もすごく親切にしていただいて。
ちょうど、バラフの目の前に家があって、もしまだそこに住んでいて会う事ができたら
家に入れてもらえてそこで観戦できるかもしれませんよ。
その際、私の名前を出してもらって構いませんから。がんばって!』と。
昨日、あの辺をじっくり下調べしたから、オレにはその家の場所が分かる。
そしてその場所は、バラフ・ブリッジの観戦においては特等席、いや
VIP席と言っても過言ではない。
なんせバラフ・ブリッジは大人気のポイントでありながら、
観戦できる場所は限られていて、凄まじく混雑している。
こんな感じに。
キムさんという人に、会えるかどうかはわからない。
仮に会えたとしても、その場所を提供してくれるという保証はない。
だが、
もしそのVIP席をキープできたなら・・・。
これは賭けである。
T夫妻はその賭けに乗った形で、オレと共にバラフでの観戦を決めた。
レース開始まで2時間以上あるが、すでに多くの観客が集まっている。
目星をつけていた家の前に、着くには着いたのだが。。
FOR SALE
と書かれた看板が立っている。
この島に来て、昨日に続き二度目の
OH! , NO !!
並びの家のバルコニーには人がたくさんいる。
皆レース開始を待っているのだ。
しかし、キムさんの家だけは人がいない。
引っ越してしまったか。
担当者の話も3年前のものである。
キムさんが、そこを引き払っていたとしてもおかしくない。
一緒に来たT夫妻は、あからさまに落胆した様子だ。
だが、
あきらめるにはまだ早い。
俺はこう言う場面で強運を持つ男だ!
根拠なき自信が、オレにはあった。
こりゃ、なんとかなる気がするぜ!
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彼ねえ、ホントにこう言う場面でなんとかしちゃう所あるんですよ。
野生の生き物かって思うくらいに。
パラフブリッジですけど、ネットで検索したら車も飛んでました。
ご参考までに。
気の毒なことになってそうな角度で落ちてますねえ。。
つい、調子こいちゃったんでしょうね。
サイドカーも飛んでます。。
ここは、確かに見てみたいですねえ。
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