CHUFF!! チャフで行こうよ。

もう、何でもありです。ヒマつぶしにどうぞ。

CHUFF!!ってのは、「おっ、なんかいいよね!」って意味です。チャフっていきましょうよ!

ダンディーなジェントルマンなどいないのだ!

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そんなカッコイイやつはいないのだ!

 

って話じゃなくて、

 

それ間違ってます!系です!

 

ダンディとジェントルって、

正反対な言葉だと知ってました?

 

 

ジェントルマンを紳士と訳したのは、

誰なんでしょう。

諭吉か漱石でしょうね、きっと。

もとは漢籍らしいですから。

 

ジェントルマンンの所属する

階層をジェントリーといいまして、

 

もとはイギリス貴族の最下層の、

さらに枠外の一つ下なんですね。

 

んで、こいつらはかなり

いい働きするんですわ。

詳しくは、こちらで。

ジェントリ - Wikipedia

 

一応、上流階級となっていますけど、

男爵や公爵からしたら、

お門違いって感じでしょうね。

 

でも地主経営してたもんで、

経済にも強いし、

貴族みたいなプライドも

そうありまへんので、

産業革命でめっちゃ儲けるんですわ。

 

金ができれば

名誉がほしくなるのは世の常。

 

で、社交界とかで

ブイブイいわせるように

なってくるんですわ。

 

貴族と姻戚関係になったりして、

結構な感じになるんで、

施しとかも気前よくやるんですね。

 

これをかっこよく言うと、

ノブレス・オブリージュいうんですわ。

 

わざわざ、フランス語で

いうあたりに、

なんかいろいろ感じますやろ?

 

 

んでですな(なんで関西弁なんや、今回?)、

貴族からしたらおもろないわけです。

 

でも、貴族は究極のボンボンでっさかい、

ついていけまへんのや。

 

そこで、登場したのが、

通称ボー・ブランメル

本名ジョージ・ブライアン・ブランメルってことになるわけですわ。

 

まあ、19世紀初頭のスーパースターですわ。

 

こいつね、そもそも一般の出ですわ。

たまたまオトンがぼろもうけしましてな。

 

かの名門イートンに入るんですわ。

 

イートン知ってまっか?

今でも制服がスワロウテールの、

あのイートンでっせ。

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これ、制服でっせ。。

 

ちなみに、ここ出身の変わりもんで

有名なんが、ヒュー・ローリーですわ。

 

DRハウスで当たった渋い役者ですわ。

 

まあ、そんな学校でやね、

ブランメルはんは、、

まあ、ごっつうかっこよかったんですな。

 

んで、基本姿勢が

パンクなんすわ

 

もう、全員見下すわけですわ。

 

これに、貴族がしびれましたんや。

いまでいうとこの「クール」の走りですわ。

 

あれよあれよと出世して、

国王がパトロンになるくらいの

男っぷりやったらしいんですわ。

まあ、一種の芸人とも言えますな。

 

当然、日の出の勢いの

ジェントリーも見下すんですわ。

 

はなにもかけへんわけですわ。

そこに貴族がしびれたんですな。

 

しかもですわ、

こいつ「スプレッツァトゥーラ」を言うんですわ。

 

前に書いた、「Coolの意味」

で書いたイタリヤ語ですわ。

chuff.hatenablog.com

 

どんなにお洒落しても、

目立ったらあかんわけです。

 

人が振り返るようなら、

それはやり過ぎ、と言うんですわ。

 

派手すぎるのもかっこ悪い。

手の込んだ装飾を、

手が込んだと見えないようにせい!

言うんですわ。

 

レベル高いでっせ!

ここでも、見下すんですわ。

この、人を見下す無関心さ、

根性入ってまっせ。

 

パトロンさえガン無視ですわ。

 

そのパトロン

国王でっせ!

でもガン無視!

 

よろしおまっか、

こういうのをダンディズム言いまんねん。

不敬上等、

文句あるならかかってこいや!

ガン無視やけどな!

 

強いとか弱いとか、超越ですわ。

 

ブランメルはんも、

ついにイギリスにおれんようになって、

フランスに夜逃げ

しはったんやけども、

そこでも人気もんですわ。

 

国王も、

 

「まあ、もうええから、帰っておいでや」

 

とか言うんやけどもねえ。。

 

ここでも

 

ガン無視!

 

ジェントルマンとは言えませんでっしゃろ?

 

ブランメルはんにくらべたらでんなあ、

ジェントルマンいうのは貧乏くさい話ですわ。

 

まあ、そもそも出身が

ジェントリー以下やから、

それも関係あったんかもしれまへんなあ。

 

そうそう、映画のラストエンペラーで、

 

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イギリス人家庭教師の

レジナルド・ジョンストンが

溥儀と初めて会うシーンで、

 

Are you a gentleman?

 

と溥儀にきかれて、

 

 I hope to be so.

 

と答えるシーンは、

なかなかおもろい場面でっせ。

監督のベルトルッチ

イタリヤ人でしゃろ?

知らんわけおまへんのや。

 

てことはですは、

あの家庭教師がずいぶん下層から

出てきたことを示してますんや。

 

イギリスが、当時中国皇帝を

どう見てたか、

ようわかる話ですわ。

 

人間は、平等や思いますで、私も。

でもなあ、それは建前や。

そんなこともわからんで、

あんたどないするつもりでっか?

 

ジェントルマンに

なれるよう頑張りますか?

 

可能性は

のこされてまっせ、まだ。

 

多分やけどねえ。。

 

それとも。。

 

ダンディで生きはりますか?

 

鏡見て、よう考えるのが

よろしいんちゃいますか。。

 

ブランメルはん、

そうとう頭もよかったみたいでっせ。

ご参考までにね。

 

フフフ。

 

(何笑ってんまんねん?めっちゃタイプしづらいわ!そこでクリックや!)

 

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