今週のお題「わが家の防災対策」
軽く60分は燃えた前回。
これで「嘘つき」からは脱しました。
しかし、それでは終わらないのです。
火というのは始末が大変。
実は、自分でも驚く結果があったんです。
そんな反省の弁と、
BBQなんかで、炭を放置しないよう
このちょっとした実験を
見てくださいな。
60分燃え続け、キッチンタイマー二周目。
75分あたりってことです。
まだまだちょろちょろ燃えてます。
どうやら鎮火したようです。
でも、ソロストーブを触ってみると
けっこう熱い。
こりゃあ、
中でダンボールが
炭化してるな!
と思いました。
上手く燃えきってないんでしょう。
この熱はどういう反応を示すんでしょう。
割り箸を数本放り込みます。
いきなりです。
ボワッと。
おっかねえ~!
さっきまでなかった二次燃焼が
怒涛の勢いです。
まだまだ燃えそうなんですが、
もう張り付いているのも飽きたので
水ぶっかけて消化します。
割り箸が、ダンボールの燃焼を
急激に促進したようです。
炎の印象では、もう30分くらい行きそうです。
で、燃料のダンボールを取り出します。
半分も燃えてないじゃないですか!
触れると、炭化してボロボロです。
つまり、条件さえあれば燃えるんですね。
さて、今回何が起きたか考えてみます。
① 水掛け過ぎで、燃焼ガス化が遅れた
② 二次燃焼の空気の出口がふさがってた
③ 詰め込み過ぎて、不完全燃焼が起きた
④ 濡らすのは上の方を少しだけだった
まあ、これでしょうねえ。
①と④は、やりすぎました。
しかしですねえ、②③は危険です。
ここが実は最も危険なことです。
条件さえ揃えば、突然再燃焼し始めます。
そしてこの条件は、
さして難しくないわけです。
可燃性の何かと酸素だけ。
ね、BBQとかでその辺に炭を放置したら
どんだけ危険かご理解いただけました?
これダンボールですから
まだましですけどね。
木炭だったらやばいですよ。
水につけても安心できません。
今回ね、室内でやりましたけど
やっぱり危険ですね。
周囲への配慮も必要ですし。
これらから学びましたけど、
条件と技術があれば、
一時間強火を維持できますね。
多分次は問題ないでしょうねえ。
なんでもそうですけど、
技術は使わなければ、落ちるものです。
逆に、よく考えれば有用なものです。
今回は、前回のリベンジでした。
そろそろ蔵出しに戻りますね。
いやあ、それにしても
炎を制御するってのは、
人間の理性ですねえ。
(ソロストーブは、かなり使えることは伝わったでしょうか?でクリック!)