今週のお題「わたしのモチベーションを上げるもの」
それはドク・マッコイ。
映画「ゲッタ・ウェイ」のマックイーンの役名なんです。
黒いスーツ。
しかめっ面。
もう、男臭さプンプン。
なんででしょう。
マックイーン好きって、ちょっと共通の
雰囲気ありません?
まあ、今回は私のマックイーン話ってことで。
長いですよ。
今回のきっかけ
私のブロ友で、Syuuhei (id:bm9)さんという人がいます。
とてもイカシタ写真を撮る人で、
訊いたことないんですけど、多分プロだと思います。
このお方、BMWのオートバイに乗ってたんですが、
古いカワサキに恋をしてしまったんですね。
そして、二台のBMWを手放して買ってしまったのです。
夢中のようで。
「Z乗りなら、マックイーンしょ!」と。
なぜか名指しで私に、
ブログでマックイーンを書いて!
となっちゃいまして。
こんな私に、そんなこと言うと、
大変なんですよ!
資料とか読み込むし!
そもそも大好きだし!
で、書いてみましたよ!って次第です。
お約束の「大脱走」
マックイーン好きの多くが、
やはりこれが入り口じゃないでしょうか。
こんなバイク乗るの上手い役者は、
後にも先にも彼しかいないと思いますよ。
ドイツ軍のバイク盗んだ設定ですが、
実はトライアンフなんですね。
これはマックイーンが好きだったからとか、
BMWはジャンプに向かなかったとか、
いろいろ説があるようですが、まあいいでしょう。
観るべきところは、
彼の華麗なるジャンプです。
アクセルターンも見事です。
しかし、マックイーンをマックイーンと
させているのは、
そういうものではないと思うのです。
生い立ちの要約(複雑すぎ)
彼ね、バリバリの不良あがりなんですよ。
どっちかっていうと、もうマイク・タイソンみたいな。
自伝はもっと暴力で満ちています。
でも、ウィキを要約します。
悲惨な境遇で育ち、
恩人もできる。
しかし、悪癖は治らず。
施設のリンチで秩序を知り、
船乗りになりそこね、
海兵隊で男を磨く。
演劇の勉強をたまたまやって
数年後に大当たり。
いやはや、なかなかすごい世界です。
第二次大戦前の、アメリカの
ストリートアウトローって、
お年寄りから話に聞いた事ありますけど、
実に修羅場だったようですね。
で、マックイーンが凄いのは、
つまづきながら学んでんですね。
しかも、縁のない上の世界の
洒落たセンスを自分のものにしていきます。
ちゃんとした教育を受けていませんが、
なかなか教養人です。
白鯨とか好きだったようですね。
渋い。
あまりに渋い。。
ファッションが見事!
それ故か、全体の着こなしに
品があるんですね。
あまり、キメキメのスーツとか、
ワイルドすぎるブルゾンより、
ちょっとカジュアルな姿にしびれます。
バラクータ
ご存知、イギリスの名品バラクータ。
好きだったみたいですね。
たとえばこういうの。
多分、これバラクータのG9でしょうね。
便利なようで、なかなか着こなせない一着です。
そこにVネックのニットにボタンダウン。
く〜!かっこいい!
映画のブリットの中で、
部屋着にしている、ヘチマカラーの
カーディガン。
これもバラクータ。
私物ですって。。
コートの着こなし
この本の中で、マックイーンが
コートの襟の立たせ方を語ってます。
あれね、一旦立ててから、
首を後ろにぐいっとやって、
襟が立体的な溝を作るようにしてるんですよ。
トップ画を確認してください。
なってるでしょ?
これが正しい襟の立て方だそうです。
教えたのは、なんとボギーです!
これもそうですね。
立ち姿もついでに。
もう、いちいち計算されてる〜!
サングラス
彼のサングラスも有名ですね。
イタリヤのペルソールです。
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またこれが、カッコイイわけです。
でも、似合うのは難しいのです。
ちょっとレイバンとは格が違うものですね。
普通は、こう決まらないですよ。
あの、某サッカー選手も愛用してますが、
比べてみます?
いやいや。。
でもマックイーンなら。。
うーむぅ。。。
頭の形とか、そういうもんでもないと思うんです。
全体のまとまりなんですね、きっと。
長くなってきましたけど、
止めるつもりはありませんよ!
どんどん行きます。
革ジャン
革ジャンもいっときますか。
有名なのは、いわゆるA2ですね。
これです。
とぼけた表情が、たまりませんねえ〜。
たしか、これ普段でも着ていたはずです。
まあ、ほかにもいろいろあり過ぎで。。
オートバイと車
これは、もう桁違いに
いろいろ持ってたようです。
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これに山のようにでてきます。
中でも印象的なのはポルシェ911S.
「栄光のル・マン」の撮影でフランスにいたとき、
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乗り回して気に入ったらしく、
そのままアメリカにお持ち帰り。
息子が乗っていたようですが、
コレクションが一時期盛大に売り出されました。
オークションで大変な値段がついたようです。
いいですねえ、ハリウッドスターです。
まあ、いろいろありますけど、
私が是非みんさんに見ていただきたいのは、
やはりこれでしょうね。
映画の内容は、ドキュメントです。
バイク好きが楽しそうに乗っている姿を、
編集したゆる〜い映画です。
その中で、マックイーンが実に楽しそうに、
砂浜を走るんですよ。
見ていて、こっちがワクワクしちゃうくらい。
バイク好きなら、ずっと観ていたいはずです。
そりゃあ、一時期はアメリカ代表として、
ISDEという、とんでもなくタフなレースに出たくらいです。
これ、正式な国際競技だったわけです。
どんだけガチなのよ。。
まとめ
晩年のマックイーンは、
いろいろボロボロです。
でもね、彼はカッコよく、実にクールに
男の世界をを見せてくれたわけです。
映画「ブリット」の中で、
徹夜明けの病院で、看護婦から
朝食を貰って食べるシーンがあります。
ミルクとパンを食べるだけでカッコいい。
そういう世界を見せてくれたのが、
スティーブ・マックイーンだったのです。
このシーン好きですねえ。
死ぬ前までペットのウサギを抱いていた男。
育った施設の少年たちに、
ジーンズを贈り続けた男。
そういう男のカッコよさ。
たまんねえなあ!
そして当然のように、美女がそばにいる。
く~~~~!
(ジャクリーン・ビセットを知る人も減っただろうなあ。激マブよ!どう、クリックで!)
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