CHUFF!! チャフで行こうよ。

もう、何でもありです。ヒマつぶしにどうぞ。

CHUFF!!ってのは、「おっ、なんかいいよね!」って意味です。チャフっていきましょうよ!

スカリー? おお!スカリーじゃん!

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「モルダー、あなた疲れているのよ」

のセリフで永遠の存在となった、

ジリアン・アンダーソン

 

いろいろあったようで、

今はイギリスで活動中のようですね。

 

 

これで、久しぶりに観たんです。

いやあ、相変わらず美しいですなあ。

 

で、これ観ながら不思議なことに気づいたんです。

 

 

先にジリアン・アンダーソンを説明しておくと、

間違いなくこれでしょうね。

 

 

今更説明不要ですね。

その後すったもんだしたあげく、

復活の姿がこちら。

 

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彼女も50歳位のはずですが、

若作りでもなく、年相応に超絶美人とは。

これが一番難しいはずですが、

立派なものです。

 

で、このドラマ 「THE FALL 警視ステラ・ギブソン

ですが、情報はいつもの通り、

各自お調べください。

暗いドラマであることは、請け負います。

いわゆる連続殺人モノの、激しい心理戦です。

 

で、私が驚いたのはその中のあるシーン。

連続殺人犯は捕まるのですが、

その妻が、世をはかなんで

子供と無理心中をしようとするシーンです。

 

多分、このシーンは、

日本では全く違和感ないはずなんです。

でもね、ちょっと前まで「無理心中」ってのは、

欧米では理解できなかった行動なんですね。

でもそれが、すごく自然に描かれているわけです。

 

ということは、彼らが

理解できるものになってんですね。

あいつら、もっと

厚かましい文化だったはずなのにね。

どうも、辛さに耐えられないようです。

ドラマの音声を聴いていると、

forced double (suicide) と言ってんですね。

なんか違うような、あってるような。。

 

20世紀には、「引きこもり」も

西欧では全く理解できない概念だったので、

よく聞かれました。

でも、説明してもわからないわけです。

わからないってのは、イメージができなかったんです。

それが、最近イタリヤとかで多いんですって。

引きこもり。。

カトリックに多い傾向とは聞きます。

家族間の距離と関係あるのかもしれませんね。

 

 

 

ところが、今や無理心中まで一般的なわけです。

アメリカでも、すごい勢いで自殺率上がってますしね。

 

これ、なんなんでしょうね。

そこで考えました。

 

我が国の人口密度は世界一でしょう。

いや、香港はもっとすごいだろう、

とかありますけど。

 

山岳地帯の比率と、人工の分布をみれば、

これだけ広範囲でこの密度なのは、

まあ日本くらいでしょう。

他にあるとすれば、ジャカルタとか。

まあ、あれもちょっと特殊な街ですもんね。

 

私思うに、大陸ってのは、

移動すればチャラになる文化だったと思うんです。

イギリスも大陸みたいなもんですので、

ドーバーは誤差としましょう。

 

そうするとね、

やっぱりいろいろ

他人と近くなっちゃったん

じゃないでしょうかね。

 

日本は、まあその距離でなんとかやってきたけど、

逃げられない感じってのは、昔からあったわけです。

 

近松とかって、まさにそうでしょう?

ケツマクって、しーらない、

で済むのに、そうはいかない。

そこに、美学さえあるわけです。

 

曾根崎心中 冥途の飛脚 心中天の網島―現代語訳付き (角川ソフィア文庫)

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一方、あちらでは、こんな本が昔あったのです。

ちょっと難しいですが、名作ですよ。

自由からの逃走 新版

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この本あたりから、

実は変わってきていたのかもしれませんね。

情報の統制と、忘れさせてくれない記憶。

自由であることに、疲れてきている西欧。

一方、そもそも自由を欲しない文化の日本。

 

しかし、そこさえ画一化したのは、

多分ネットでしょうねえ。。

 

意外なことに、赤穂浪士とか

結構人気あるんです。

青い目の人々に。

これも、ずれてるかどうかも

よくわかんないんですが、

概ねどうも理解しているようです。

 

映画でもバンバン取り上げられてますね。

有名なのは、この映画の中のシーンですね。

 

 

キアヌまで参加しちゃうくらいですよ。

ここまで来ると、もう逆にもういいかってなります。

外れてないような気もしますしね。

47 Ronin (吹替版)

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なんかねえ。

 

じゃあ、ついでにカルト映画もいっときましょうか。

 

ゴースト・ドッグ [DVD]

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もうねこれなんか、「葉隠」を愛読書にしてるわけです。

黒人の殺し屋がです。。

さすが、ジム・ジャームッシュ監督。

実にオタクです。

 

いろんなことが、良くも悪くも、

実に平均化してきているのは、確かでしょうね。

 

無理心中なんか、理解しなくて良いと思うんです。

でも、そこまで追い詰められる世界が、

西欧にも生まれているんでしょうねえ。

 

それなりに年輪の刻まれた、

ジリアン・アンダーソンを観ながら、

そんなことを思ってましたねえ。

 

(8マン、あなた疲れているのよ。梅雨だしね。だから?クリックで暑気払いでどう?)