世界一モテるハゲ男。
ってことは、世界一カッコいいのかもしれません。
ご存知、ジェイソン・ステイサム。
先日、たまたま彼の「ワイルド・カード」と言う映画を見たんです。
それをみながら、ぼんやり
ヒーローの条件を羅列していたら、
とんでもないスーパーマンになってしまいました。
①とにかく強い
もう、これは必須でしょう!
強いと言っても、精神的にとか、
経済的にとか、いろいろありますけど。
ここでは明快に「喧嘩が強い」。
問答無用に腕力の強さ。
これ大事ですよね。
しかも、息を切らしてもいけない。
目の色が変わってもけない。
淡々と、圧倒的に強い。
まずはこれです。
数人がかりだろうと、
刃物があろうと、
間違いなくやっつけなきゃいけません。
②とにかく孤独
もうね、厭世的気分に満ちてなければいけません。
人生において、深淵を垣間見た男です。
なるべく人とかかわらない。
よく行くカフェや、バーのウェイトレスに
気さくな言葉をかけたりしても、
それ以上にはなりません。
親兄弟をふくめ、感情を揺さぶられる関係は、
もうとっくに、捨て去っているのです。
かといって、やさぐれていない。
ここ大事ですね。
部屋は散らかってはいても、
不潔の印象ではだめです。
③とにかくモテる
もうね、四の五の言わずモテる。
女性が寄ってくるわけです。
だからといって、調子に乗ることないわけです。
ちょっとした説教や、
いたわりの言葉をかける。
そして、痛い目に遭わされても、
気にしていないわけです。
「嘘もつけない女は不幸だ」とか
平気で言います。
そして、基本女性に助けられることも
多くなければいけません。
④とにかく顔が広い
厭世的な生活してるのに、
何かあれば助けてくれる人が、
多数いなければなりません。
どんな生活をしていても、
昔のツテをたどれば、今のトップに
つながる人脈を確保できているものです。
ギャングのボスや刑事。
街の娼婦から、屋台のあんちゃんまで。
絶大な信頼を得ていないと、いけません。
⑤とにかく言えない過去がある
ヒーローにも未熟な時代があったはずです。
世間に見捨てられ、ボロボロの時代を
生き抜いていないといけません。
それゆえ、優しくもなれるのです。
その「過去」は通常語られませんが、
話の端々で暗喩されます。
この、暗喩が大事です。
細かい説明は、ダサいのです。
もちろん、そこから這い上がろうと
もがいている姿がよいのです。
⑥とにかく「賭ける」のです
守りに入ってはいけません。
常に賭けます。
そのアドレナリンの世界にこそ
人生があるわけですね。
ヤバい事態は、向こうからやってきます。
やってこなくても、こっちから仕掛けます。
とにかく賭ける。
そして、負けるかどうかは問題ではないのです。
まとめ
いやいや、いろいろ無理ですね。
ハードル高いわー。
昔、こういう歌がありましたね
甘いですよね。
ヒーローであることは、
奇跡なんですからねえ。
胸に眠るヒーロー揺り起こしたら、
みんな死んじゃいますよねえ。
だからこそ、ヒーローは輝くのでしょうね。
などということを、
ジェイソン・ステイサムを観ていて思ったんです。
(私が言うのもなんですけどね、地道に生きるのってよいですよ。でもクリックでヒーロー!)