男とか、女とか、
人間とか、機械とか、
超えてましたねえ、このお人は。
この曲は「リベルタンゴ」といって、
ヨーヨーマのチェロで有名になりましたよね。
スタンダード曲です。
でもね、これなんか40年くらい前ですよ。
新しい官能がありませんか?
でもね、当時の私に、
それを理解する感性も
知識もありませんでした。
もったいないことしました。
彼女(?)は、あのアンディー・ウォホールとも親しく、
作品をバリバリ作ってたんですねえ。


でですね、今から聞くと、
これまたいいんですわ。
でもね、彼女(?)の場合は、
それよりも、存在と言うか、
ヴィジュアルと言うか、
とにかく尖がりがウリです。
こういうのを
「エッジが立ってる!」
というのでしょう。


こういうの見ているとですよ、
顔に黒いの塗ったとか塗らないとか、
そもそも発想が卑しいですよね。
怒る方も、これまた同じレベル。
突き抜けりゃいいんですよ!
なんか、いろいろすごすぎて。。
ぐうの音でません。
「エッジの立ってない、ただのバリは引っ込んでな!」
とか言われそうですね。
なんでしょう、このカッコよさ。
昔、彼女の全盛期には
いわゆる「ディスコサウンド」としてくくられていたように思います。
でも、音楽もヴィジュアルも、
そんなくくりではないですね。
今時ですから、検索をかければ、
生臭い話もでてきますよ。いくらでも。
でもね、そういうの、別にいいじゃないですか?
こういう、突き抜けたミューズの価値が、
それで消えるわけがありません。
やはり「美」はこういうものでしょうし、
それは手垢のついた考え方で、
どうこう言うモノでもないでしょう。
私好きですよ、グレース・ジョーンズ。
じっと、半日くらい眺めていたいですねえ。
(実はボンドガールにもなってんですよね。うーむ、謎の美ですなあ。そこでクリック!)
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