阿蘇の絶景に、
バイクでの登山、
とも言える行程に心酔した青さん。
そこで、山の上で開けた空間に、
青さんが見たものは。
これ日帰りツーリングなのに、
月までかかりそうな予感。
ではさっそく。
=========
意外な光景、
それは草千里であります。
本当に、突然
大草原が出てくるわけです。
それが、草千里。
その草千里のレストラン駐車場も、
とんでもないことになっており、
その駐車場から草千里へ、
道路を人が渡っていきます。
草千里では乗馬体験ができます。
渡る人を待っている時に、
草千里を眺めていたら、
開いた記憶の扉。
はっきり思い出しました。
ここ、家族旅行で来たことがある。
私はたぶん、小学校に上る前。
弟がまだ生まれていない頃じゃないかなぁ。。
母方の祖父母と一緒だったはずだ。
祖父と一緒に馬に乗ったんだよ、
そうだ、そうだ…
往時の祖父を思い出し、
過ぎし日の思い出に浸っていると、
うっかり涙腺が危ない。
センチメンタルなのは、
大人の特権なのです。
だって、思い出が多いですからね。
お子様より膨大に。
今回は草千里には立ち寄りません。
なにせ、私は鉄の馬に
乗っていますからね。
それに駐車場の感じが、
待っていられるような
混雑ではなさそうです。
馬に揺られている人、
水辺を歩く人。
500台の駐車場が
溢れていることを思えば、
そんなに混んでいない、
ようにも見える草千里。
人はどこにいたんでしょう。
ちょうど昼時でしたし、
みんな飯食ってたのかしら。
山の中の草原を走りすぎると
間もなく目的地に到着。
阿蘇中岳駐車場です。
ここから上にも
有料道路を使えば行けます。
じつは、阿蘇火口はつい最近、
ようやく見物ができるようになりました。
活動が活発化していたので、
立ち入れなかったんですね。
ロープウェイは、
おそらく地震の影響でまだ不通。
そのかわり、
バスがぐるぐる回っているようです。
往復1200円だったように思います。
バイクは有料道路の通行料金が
200円なので、バイクで行きましょう。
=========
そうですか、
お祖父様と一緒に。。
そういう記憶がよみがえると、
自分でもうろたえるほど、
慟哭の衝動にかられることがありますよねえ。
人間とはそれでいいんだと思います。
匂いや、感触、その時の日差しまで蘇ること。
記憶の中で、今は亡き人が、
確かに今も生きていると感じる、
人間という生き物の特権。
ステキですよね、そういうのは。
決して、モニターからは出てこない、
人間の生命の残像。
青さん、いい旅をしてるじゃないですか!
(乾杯したいけど、お酒じゃない気がする。ああ、そんな時にこれか!で、クリック!)