今から考えると、昭和はいい時代じゃなかったですね。
でも、無性に強い時代だったとは思います。
その強さって、どんな感じだったのかなあ、と考えて思いつきました。
これは「木枯し紋次郎」に尽きると思うわけです。
ご存じないですか、あのハードな話を。
ええ、三日月村出身の、「間引かれ損ない」の紋次郎さんです。
ええ、「あっしには関係ないこって・・・」の紋次郎さんです。
紋次郎さんは、生まれたとたんに間引かれる(食べものがないので殺される)定めのところを、お姉さんに助けられるんです。
その時、お母さんは死んでしまいます。
お父さんは紋次郎さんを「間引かれそこない!」となじり続けます。
食うや食わずやで数年たちます。
自分を守ってくれたお姉さんが、人買いに売られていなくなった夜、
悲しみにくれる紋次郎さんはお父さんに殺されかけ、逆にお父さんを殺めます。
それから家を捨てて、無宿人になるのです。
この時、少年紋次郎さん、わずかに10歳。。
全然題名とからんできませんよね。
いいんですそれで。紋次郎さんと、カール・ラガーフェルドが、どうつながるか。
無理やりやってみようと思いますよ。
(つづく)
できれば、あちこちクリックしていただけると助かります。