CHUFF!! チャフで行こうよ。

もう、何でもありです。ヒマつぶしにどうぞ。

CHUFF!!ってのは、「おっ、なんかいいよね!」って意味です。チャフっていきましょうよ!

吉野家 ザ・コスモポリタン

f:id:gemini-yahata:20180530171501j:plain

月末のことでありました。

深夜の事でありました。

 

そんな時間に

吉野家で晩飯を喰うということは、

各人それなりの理由があるのです。

 

店内は静かでありました。

皆黙々と箸を進めておりました。 

 

 


「◎△□√クァWセDRFTGYフジコ好?」 

「対!我くぁwせdrftgyふじこ、不好!」 

 

 

とまあ、

頭の悪そうな中国人が

大声で話しながら入ってきました。 

 

酒に酔っているのか、

もともとそういうのか、

兎に角大声です。 

私、今でも多少は普通語北京語

であれば解しますが、

すげえ訛っていて、

半分は聞き取れません。

 

どうやら店員さんに、

牛丼を持って帰りたい

と言っていますが通じません。

カウンターの中に入って

メニューを指差そうとして、

店員に止められております。 

 

店員は下手な英語で

 

「Take this one ?」

 

とか訊いております。 

何故か英語。


さっき私が注文した時、

店員さんの発音がなんとなく、

この辺りとは違うようだったので、

東北の人かなあと思っていたわけです。

 

 

英語と、

訛のキツい中国普通語(のような)

異種格闘技は続き、

なんとか疎通はできたようです。

 

その時、私は店員の眼に、

蔑むような薄ら笑いを見たわけです。

 

「やれやれ、これだからこいつらは」的な。

 

 

 

 

 
まあ、よくある日本人的風景ですね。 

しかし、神戸の吉野家は、

ほぼ不法労働系アジア人で成立している

と言っても過言ではありません。

 

「金」さんに「田中」さんが叱られている、

「陳」さんに接客指導されている「山田」さん、

なんてのは極普通の風景です。 

分からなくはないけど、

まあそこまで露骨に

いやな顔しなくてもなあ、

と思いながら食事を終え、

支払いを済ませようとすると、

件の店員サンがやってきました。 

 

ムービングマスク?ウルフ

ムービングマスク?ウルフ

 

 


ふと見えた

 

彼の名札は「王」さん・・・。 

 

しかも日本語とてもヘタ。 

うーん、華僑じゃねえよなあ。 

大陸VS台湾? 

 

でも台湾の奴らは、

大抵普通語が話せるよなあ。 

ってことは、香港系? 

 

だとしたら

英語話せても不思議じゃねえな。 

しかし、何故に彼は

「英語」を使ったのでありましょうか? 

 

アメリカあたりに移民した

華僑の孫で、日本留学? 

そっち系VS新華僑?

 

やはり、彼らに参政権

与えると言うのは、

どう考えても、

論理的無理がありますね。 

 

外に出ると、

月が雨雲に透けて、

鈍く光っておりました。 

 


私は嫌いじゃないですよ、

この雑多な感じ。 

ただね、この国が

変わってゆくのは確実かもしれない、

と思いました。

 

だからと言って悲観もしませんね。 

歴史とはそういうものかもしれません。 

しかし、あの大声には、

軽い蔑視をしたことも

また事実なのであります。

認めたくはないけれど。 


湿った夜風が妙に冷たい、

そんな月末のお話でありました。

 

(なんだか、今年の梅雨は湿っぽすぎない?寒いほどに。そこでこれですよ!でクリック!)