物事を突き詰めてゆくことは、
とても大切です。
ある世界で、
何かを始めると、
とんでもない人に
出会うことも稀ではありません。
ここで、わたしの友人の一人を
ご紹介したいと思います。
それが、この人。
通称、でこぽんさんです。
わたしは、自分が年長
であることから、
「でこちゃん」と呼んでいます。
彼のブログで、
わたしがゲラゲラ笑った
明るいネタがこちら。
「ドール」という世界を、
彼に教えてもらうまで
知らなかったのです。
しかし、これまた。。
すごい世界を
知ってしまったわけです。
ここで、
「ただのオタクでしょ?」
とか言ってはいけません。
そんな浅い世界ではないのです。
話を聞きながら、
わたしは現代美術や、
四谷シモンについて考えていました。
なんでもね、
「ああ××でしょ?」とか
言ってはダメなんです。
その「××」には、
それぞれふかーい世界があって、
そこに邁進してゆくと、
それとは関係のない世界まで、
いろいろ見えてくるものですよ。
それを、デコちゃんは
「湿地帯」と呼んだわけです。
「沼」なんて甘いわけです!
素晴らしい表現ではありませんか。
こういう表現は、
スッと出てくるものではありません。
その背景には、
るいるいと知識の屍が重なり、
言葉にされるまで、
そこに漂っているのです。
わたしの中に、
とてもロマンティックな
言葉としてのこりました。
「湿地帯」
次から、
湿地帯を見る時には、
彼のドールを思い出すでしょうねえ。
そして、いつか、
その言葉の屍は、
新しい何かに
繋がってゆくと思います。
ああ、これも「湿地帯」ですね。
もう、沈むしかないですね。
もがきながら。
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