まあ、この胃薬知っている人は、
日本人では少ないんじゃないでしょうか。
まず日本で手に入れるのは不可能。
作ってるのは、昔は人民解放軍海軍。
今は、人民解放軍がオーナーの(!)
製薬会社。
私は1990年代に知っていて、
ずっと日本でも探していたんですが、
どうも販売経路もない様子。
ネットで中国のサイトで
海外通販はあるけど、
ネットショップがそれぞれに
「あそこのは偽物よ」と書いてるし、
信用できない。
それがSNSで、
高校時代の友人と再会して、
あっけなく
手に入るようになりました。
で、今回かれはそれを手土産に
神戸にバイクでやってきたわけです。
以前も、彼は送ってくれたんですが、
今回はツーリングがてら、
神戸に来たかったようで。
この胃薬、
三九胃泰といいますが、
黒砂糖のような味で、
ものすごく効くんですよ。
中国旅行とか行く人がいたら、
頼んでみたらいいです。
さて、友人のSですが、
実は30年近く会ってなかったんですよ。
二人ともオートバイが好きで、
大学時代まで交流はありました。
遠方に離れたこともあり、
途絶えていたのですが、
また交流がネット経由で、
始まったんですね。
その彼の職場の「大企業」の関係で、
彼は中国と深いコネがあります。
この胃薬の入手を頼んだら
快諾してくれたわけです。
とてもあっさりと入手してくれました。
その第二弾として、
彼が宅配してくれたってわけです。
いやあ、面白かった。
なんせ、30年ぶりですから、
話すことは、お互い山ほどあるんです。
しかも、「大企業」に勤めている人って、
案外少ないものです。
しかも、50歳を超えた男人の、
生の声とか、
実はなかなか聞けないですよ。
言わないですしね、彼らも。
裁量労働制の是非。
大企業ゆえの様々問題。
とても勉強になりました。
彼の仕事の支障にならない範囲で、
それらも交え、
大人の男の夜の更け方を、
ダラダラ書いていきます。
お互い年は取りましたが、
相互に体格や、顔つきは
あまり変わりませんでしたね。
不思議なものです。
刻まれたのは、年輪だけでしょうか。
そして、彼の「くつろげる中華がいいなあ」
ってことで、行った先はこちら。
昔から、ごっつい体格の男です。
ここの名物「イカ天」。
これ美味しんですよね。
もちろん、チンジャオも、レタス包みも。
このへんでは、まだ近況報告とか、
昔のバカ話しでしたが、
その後、話しは、
なかなかシリアスな世界へ。
大企業で働く男が、
50歳を超えた時に、
どういう精神状態や、
対人特性になってゆくか、
彼は、質問に真面目に
答えてくれました。
ってことは、河岸を変えるかと、
とあるバーに。
ここ、前から気になってたんですが、
私は、もうお酒を飲むことも
少なくなったので、
行く機会がなかったんですね。
せっかくですから、
彼と行ってみました。
私は、もともとが
かなり飲む人でしたので、
バーも結構な経験値があります。
その経験の中でも、
ここはかなり上位に入ります。
もっと、チャラい感じかと
思ってたんですが、
おもいっきり正統派で、
しかも堅苦しくない、
いい感じです。
彼は、ボンベイのストレート。
私は、タンカレートニック10。
タンカレー10のトニックを、
あれほど見事に合わせてくるのは、
いやあ、お見事。
ここいいと思いますよ。
オススメできます。
しかし、Sのジンのストレートって、
さすがクマさんガチムチ、筋肉塊系です。
鉄のレバーなんでしょうね。
ここから、リーマンショック後の、
日本のモノづくり世界で働く人の、
その実態を聞いていきます。
しばらく不定期に続きます。
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