CHUFF!! チャフで行こうよ。

もう、何でもありです。ヒマつぶしにどうぞ。少しもの知りになれるかもです。

CHUFF!!ってのは、「おっ、なんかいいよね!」って意味です。チャフっていきましょうよ!

追悼 アンソニー・ボーディン

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数日前、FBのタイムラインの、

Good Morning America の

速報で彼が亡くなったのを

知りました。

 

私ねえ、大好きだったんです。

続報によると、フランスのホテルで、

首をつったらしいらしいんです。

 

享年61歳。

人の死にたいして、

とやかくいうつもりはありません。

でもね、このオジサンは、

実にクールでカッコいい人だったんですよ。

 

 

奥さん(?恋人?)が、例の #Me too 運動の中核の一人の、

アーシア・アルジェント

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まあ、いろいろあったようです。

 

そういうことは、ちょっとおいておいて、

私の中にあるアンソニーの思い出を、

お話しようと思います。

 

ディスカバリーで、

「アンソニー世界を喰らう」という番組が

流れていたので、ご存知の方も多いハズ。

日本にも、何度も来ていましたね。


「俺の墓標には『脂肪と炭水化物とニコチンを愛した男』と刻んでくれ」

とか言ってましたねえ。

数寄屋橋次郎にも行ってます。

めずらしくスーツですね。

 


元は料理人だったはずですが、

筋金入りのスモーカーです。

 

世界のあちこちに出かけては、

あらゆる食材を食べ、

あらゆるお酒を飲み、

勢いで、タトゥまで入れちゃって、

 

「人生に必要なものは、

無意味に思える

バカバカしさだ」

 

とか言って、決まるオジサン

だったわけです。

そうですねえ、

土井善晴中島らもをたして、 

吉行淳之介をふりかけた感じ、

でしょうか。

 

思い出に残るのは、

彼が9・11のことに言及していたことです。

 

誰もが、あの話を笑い飛ばせる日を待っていた。

しかし、辛辣なニューヨーカーでさえ、それをできずにいた。

ある夜、三年は経っていたと思う。

レストランで食事しながら、スタンダップコメディーを聴いていた。

その時、コメディアンが

「でっかい棒が2つ倒れただけだった。なにもビビることはない。今朝俺の棒が勃ったんだから、もう一回建てればいい」

と言ったんだ。

レストランの中は静まり返ってた。

しかし、次の瞬間に大きな拍手と熱狂が、その場に溢れた。

ニューヨーカーは、そうでなきゃいけない。

俺はあの時、アメリカを見た気がしたよ。

笑い飛ばすべきだ。そうあるべきだ

 

アンソニーが熱く語っていましたね。

そういうことを言って、

様になるオジサンでした。

同時に、とっても感動的でした。

私もそう思いますね。

悲劇を忘れないとか、

チンケな感覚ですよ。

 

しつこく繰り返すうちに、

陳腐なものに成り果てるくらいなら、

笑い飛ばすほうがいい。

 

その彼が、自殺したわけです。

アンソニーにとって、

世界はつまらない物に

なっていたのかもしれません。

でもね、もう少し、

彼の皮肉めいた物言いを、

聴いていたかったです。

 

知性をまとった、ふざけた男。

アンソニー・ボーディン。

愛称トニー・ボー。

惜しい男を亡くしました。。

 

(今年は、やけに訃報が続く気がするなあ。まあ、それも仕方ないので、クリック!)

 

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