CHUFF!! チャフで行こうよ。

もう、何でもありです。ヒマつぶしにどうぞ。

CHUFF!!ってのは、「おっ、なんかいいよね!」って意味です。チャフっていきましょうよ!

青さんの連休その21 青さんのオートバイへの道

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男たちの汗が、

女たちの涙が、

波のように寄せては返す、

それが港。そこにいる青さん。

 

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船は離れる、岸辺は遠く。

また来るよと言いながら、

明日の定めも知らぬもの。

 

さあ、我らが青さん。

洋上の人となります。

 

ではさっそく!

 

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離れていく熊本を眺めながら、

ようやく

旅が終わりつつあることを

実感しておりました。

 

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ボーッッッーー!!!!



 

それにしたって

腹が減りました。

いい加減限界です。

 

何度もいいますが、

オジサンは

朝ごはんがまだです!

 

仕方がないので、

売店でおにぎりを2つ。220円。

 

感慨とおにぎりを

噛み締めておりましたが、

座っているのが辛い。

 

なるほど!

長時間バイクに乗ると、

休憩は立っているほうが

楽なんですね。

またひとつ覚えました。

 

はっきりと見えていた

長洲港が霞の向こうに

ぼんやりと消えて、

ぼんやりとしていた

多比良港が靄の向こうから

はっきりと見えてきます。

 

移動の所要時間は50分弱です。

 

船内放送で、

運転手は車に乗り込め、

と指示が出ました。

 

 

さぁて。もう一息。

 

 

轟天号に戻ってみると、

車止めの木が

タイヤに噛ませてあります。

 

これは船員さんが

取りに来るのかな…と

周りを見ていると、

ライダー全員が

自分で外して端にまとめております。

たぶん、そういうもの

なんでしょう。

私もそれに従いました。

 

 

長洲で乗り込んだ時は

後ろだった場所が、

どうやら前になるらしい。

 

係船作業が

始まったところで、乗車。

 

船が桟橋に

固定されたらしいタイミングで、

サイドスタンドを払いエンジン始動。

 

 

ギギギ、

 

と耳障りな音を立てながら、

跳ね橋のような扉が

おりて行きます。

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初めてオートバイでフェリーに乗るなら、

当然降りるのも初めてなわけです。

 

なんでしょうねえ、あの独特の興奮。

機械音と排気音に包まれ、

鉄の塊に飲み込まれている場所から、

外の世界に出てゆく感じ。

 

ボクサーがリングに向かうような、

あの孤独な感じ。

 

 

すみません。

ちょっと大げさでしたね。

でもそうなんですもん。

 

(もん、って。。そこ突っ込まないでくださいね。憐憫でクリック!)