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2008年12月 青さん美学を語る 

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優しさが何よりも有価値である時代に、

「青さん」は耐えよ!と宣言していました。

 

2008年12月、原油価格の乱高下に、

社会は振り回されていました。

リーマンショックの暗い影は、

まだ現実味を帯びず、

陰鬱な予感の中で、一年が終わろうとしていたはずです。

 

さあ、青さんの、2008年の宣言です。

「美学」について、語っております。

 

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おおよそ全ての美学とは、

忍耐とやせ我慢によって

成り立つものであります。 

弦楽器の弦は、

張り詰めているからこそ

美しき調べを奏でる道具足りうるように、

人間も真に美しいものは幾らかの緊張状態、

いうなれば、

何かをこらえる必要がある

と思うのであります。 

なにやら大仰しい始まりでありますが、

本題であります。 

原油価格の暴騰が、

一気に暴落へと転じて

あっという間のガソリン値下がりであります。

耐寒防御の主役は石油ストーブの私は、

まだ灯油の値段が悪ふざけであった時に、

一つの決断をしました。 

「今冬、石油ストーブの封印は解かない」 

価格高騰の折、

他の手段での暖房を

考えることにしたのであります。 
エアコンはちょっと

モヤモヤしてしまうので、却下。

そうなると、もう手がない…! 

あったのであります。 

我が家は何せ古いので、

意外なものが眠っているのであります。 

ふと思いついた私は

さっそくサルベージを開始。

埃と格闘することしばし、

お目当てのものを発見することが出来ました。 

練炭コンロを中に仕込んで使う、

手あぶり鉢であります。 

練炭コンロはホームセンターで入手するとしても、

この手あぶり鉢は骨董屋にでも

行かねばなかなかお目にかかれない代物で、

買い手はいないものの値段が高いという、

意味不商品であります。 

先日、とりあえず練炭コンロ、

まぁ、七厘でありますが、

これを入手。千円でした。

 

ところが、原付での買い付けには

積載体積と言う動かしがたい壁がありますので、

練炭は後日入手することに。 
店で使っている火鉢用の炭を放り込んで、

買ったばかりの七厘を焼いていきます。 

やがて漂う、なんともいえない悪臭。

よく見ると七厘の脇から

蒸気のようなものが出ています。 

殆ど一日火を入れ続け、

何とか匂いが減少、

使用に耐えうる状態になりました。 

本日、マッチ練炭を入手。

はじめて見ましたが、

これは実に便利。

本当にマッチ一本で着火出来ました。 

しばらくは燃焼剤の燃える、

なんとも目に染みる煙が出ておりましたが、

やがて沈静化。

さっそく鉢の中にセットしたところ、

まぁ、なんともいえない風情であります。 

鍋やヤカンが載せられる仕様になっているので、

ヤカンを載せておきますと、

シュンシュンと湯気が立ち上がってまいります。 

ここまで、なんとも理想的展開。

実に風流。 

ただ、一点だけ、

本当に一点だけ問題があるんです。 

たいした問題ではないのでありますが、

まぁ…部屋が暖まらないんですよ、まったく。 


ストーブとは比較にならない貧弱さ。

暖房としてはもう、

まったくもって屁のツッパリ

にもならない程度のレベルであります。 

手あぶり鉢を抱えていれば、

体の内側がほんのり暖かい、

と言う程度である上、

練炭の性質上、換気が必要不可欠であります。

 

換気をすれば、

寒気がなだれ込んでくるのは

当然の流れでありまして、

どういう工夫をもってしても

どうにもならない状態であります。 

最近は灯油の値段も

随分とこなれてきておりまして、

コストパフォーマンスを考えると、

果たして練炭は勝てているのかどうか・・・・と、

 

考えるのは一般ピープルであります。

酔狂とは、

合理を無視して、やっと初心者であります。 
換気は要るし、暖かくないし、

埃は飛ぶし…

ただ、それを押しても

炭の炎は美しいのであります。 
こうなりゃ私も意地でありまして、

断固として練炭で冬を押し切る

決意をしたところで、

文章をしめたいと思います。 

嗚呼、寒い。了

 

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きっと、こんなんですよね。

 

いやあ、酔狂にも程があります。

手あぶり鉢と言えば、私の愛する鰻屋、

元町最後の奇跡、青柳さんでも、冬の間は出ています。

chuff.hatenablog.com

 

鰻の旬は、実は冬。

夏よりも脂が乗って、甘みが出ます。

 

火鉢で手をかざしながら、冬に鰻もいいものです。

 

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