CHUFF!! チャフで行こうよ。

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I have a dream を考える

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差別というものを根底から変えた演説。

www.youtube.com

この演説は名文です。

さまざまな批判もありますが、

I Have a Dream - Wikipedia (演説の盗用疑惑)

まごうことなき、名演説だと思います。

 

しかし感情論はさておいて、

おちついて考えてみましょう。

 

www.americanrhetoric.com

ここに英文の全文があります。

有名なのは後半で、前半にはそれまでの黒人の歴史が語られています。

恨みとも、恫喝とも取れますが、名文です。

 

CD付 I Have a Dream! 生声で聴け!世界を変えたキング牧師のスピーチ【日英対訳】

CD付 I Have a Dream! 生声で聴け!世界を変えたキング牧師のスピーチ【日英対訳】

 

 

日本語訳はこのサイトが、とても丁寧です。

キング牧師“I have a dream"「私には夢がある」演説(全文+和訳)その①|平成の愚禿のプログ

キング牧師“I have a dream"「私には夢がある」演説(全文+和訳)その②|平成の愚禿のプログ

まず前半を読んでいただきたいです。

そして、こちらが有名な部分。

ameblo.jp

この方の訳は、とても素晴らしいと思います。

 

さて、考えるのはこの部分です。

 

 I have a dream that my four little children will one day live in a nation where they will not be judged by the color of their skin but by the content of their character.

私には夢があります。いつの日か、私の4人の可愛い子供たちが、肌の色ではなく彼らの人柄の中身で評価される国に住むようになることです。

 

まさに、真骨頂の部分です。

ここで「差別」と言われていることは、「人柄の中身」で評価されないこと、

となります。

 

キング牧師は、脳みその出気が最高な天才的人物です。

生半可な頭の良さではありません。

彼がビジネスの世界に進めば、とんでもなく成功したでしょう。

執筆の世界に進めば、ト二・モリスンより先に文学賞を取ったかもしれません。

 

青い眼がほしい (ハヤカワepi文庫)

青い眼がほしい (ハヤカワepi文庫)

 

ここまでの世界は、命が絡む差別の世界です。

「奇妙な果実」というのを聞かれたことはないでしょうか?

これです。

奇妙な果実

奇妙な果実

 

 南部の木には、奇妙な果実が実る。

黒く大きな実が、木にぶら下げられて、

風に吹かれて揺れている。

 

 

もちろん、吊るされているのは黒人です。

こいうのと闘っていたわけです、彼らは。

 

では、結果的なものを求めているかというと、

そうでもありません。

アメリカでよく聞く言葉として、

「そんなことでは、ずっとマクドナルドで働くことになりますよ!」

というのがあります。

学校の先生も言いますし、日常的にも言われます。

小説の世界でも、賃金の低さを評して

マクドナルドより、わずかに高い値段で働いた」

というのが、定型句としてあるのが、アメリカです。

 

そういえば、これにも出てましたよ。

あの殺される幼馴染の稼ぎを妻が表現するところで、

マクドナルドより少し高いだけでも頑張ってた」とありあます。

ミスティック・リバー (ハヤカワ・ミステリ文庫)

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ミスティック・リバー 原作を読む - CHUFF!! チャフで行こうよ。

 

私が思うに、いま世界で主流である民主主義は、

能力の劣った人々への、優しさはありません。

民主主義で「許されない差別」は、肌や出自で、

その有能性を侵されることを意味しているのです。

 

これは、結果平等ではなく、機会平等でもあります。

そして驚くことに、できない人間は、

できる人間を支える感覚が強いようです。

ということは、「能力」のない人は、

自分の不遇を受け入れる覚悟がいる、ということです。

 

となれば、キング牧師の言っている「人格」とは、

ある種の「能力」と呼んでもいいものだと推測できます。

原語は character ですから、そもそも人格とも言えません。

これは天与のものだということです。

人格はその人が作るものですが、

character というのは、もともとの性格で、

生まれつきのものを指します。

 

繰り返しますが、キング牧師はとんでもなく優秀です。

優秀な人が、黒人であるというだけで差別されるのは、

耐え難いことだったでしょう。

 

私は、差別を助長するつもりはありません。

しかし、日本で行われている「差別」のイメージは、

彼らの戦いで勝ち取ろうとしてきたものと、

あまりに異なるように思うのです。

 

そうなってくると、「差別」とはいったい何なのか?

を考える必要が出てきます。

そして、能力に恵まれなかった場合には、

「能力がないこと」を受け入れる「能力」が必要になります。

 

そのために必要なことは、とても単純なことです。

何かをやりこむことです。

 

高校球児は、プロに進める選手を見抜けるそうです。

多くの球児は、自分に絶対的にないものをかんじるのでしょう。

それは野球をやりこんだからです。

なんでもいいですから、やりこんでみましょう。

すると、自分に欠けているのが、「才能」か

もしくは「努力」なのかが分かるようになります。

 

そこまで行けない人は、相手にもされないわけです。

 

どうです?

強烈じゃないですか?

 

きちんと評価されたうえで、 

「お前はダメ!」と言われたら、

完全にダメなわけです。

逃げ道はありません。

それを受け入れる闘いが、

「平等」そのものなわけです。

 

厳しい現実ですが、そういうシステムで世界は動いているのです。

なんとなく、私も落ち込みますが、

しばらく考えてみて、ある結論にいたりました。

なーに、落ち込む必要はありません。

分かるように、なればいいだけのことです。

事実を認めることができる「力」は、

手に入れられます。

 

結果、どういう「事実」が見つかるにしろ、

それは大きな意味のあることだと思います。

 

頑張りましょう。

 

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超訳 ニーチェの言葉

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才能が見つからないまま大人になってしまった君へ

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