CHUFF!! チャフで行こうよ。

もう、何でもありです。ヒマつぶしにどうぞ。

CHUFF!!ってのは、「おっ、なんかいいよね!」って意味です。チャフっていきましょうよ!

神戸って、かなりイタいとこあるよ!

f:id:gemini-yahata:20170713130618j:plain

誰が、作ったんやこれ!

あんまりやろ!

見るたびに、神戸市民である事がつらくなります。

 

などと思いながら三宮近辺を歩いていたときの事です。

若いカップルが痴話げんかをしていました。

 

「なあ、俺って、おまえにとって何なの?」

 

私のすぐ後ろで、男性が言い始めました。

 

何度も何度も言います。

男性は繰り返してゆくたびに大声になり、

最後はシャウト!

 

まあ、いろいろあるんでしょうね。

夜だったし、まあ、いいでしょう。

 

そこで「考える」をしてみたのです。

 

男性が言おうと、女性が言おうと、

個人的に、ああ、もう、ドン引き。

間違いなく、どん引き言葉の第一位です。


次に、腹がたってきます。

 

そこで、なぜ腹が立つ、になるかを考えてみました。

 

この手の問いは、ほぼ全てが「外因」によって発生します。

男女の間で言えば、浮気、もしくはそれを疑わせる行動。

 

「俺何やってるんだろう?」

と思うときは、極一部の例外を除けば、

大抵報われていないわけです。

お金や、見返りが。

例えば、一生、蒟蒻しか食べられないとしても、

見返りが年収100億なら、こなせる人も多いんじゃないかと思うわけです。

私もできそうな気がします。

 

次に、その答えが陳腐でよい、

という点にもむかついてきます。

 

『大切な人だ!』とかですね。

『愛しているよ!』とかでも。


ええ、極端に陳腐で良いのですよ。

なのに、それを求められる点にむかつくわけです。

陳腐と言うのは、予定調和ですから、

なら、確認はしなくともよいわけです。

 

最近、「こどもは無限の可能性を秘めている」

とかの戯言が幅を利かせておりますが、

あれ何なのでしょうね。

 

大人になるということは、

自分の可能性の有無を自覚する事でありますから、

「可能性」は確実に、万人に等しく有限なわけです。

中島義道という、ちょっと面白い哲学のオッサンがおりますが、

私の嫌いな10の言葉

私の嫌いな10の言葉

 

この方、自分で「勉強しかできなかった」と言ってます。

東大合格しても、逆上がりは永久にできないんだそうです。

そういうこともあるでしょう。

この真逆も当然あり、そこそこ両方できる人もいて、

いずれにしろ有限なわけですよ。

 

そこで話しはもどりますが、

「私って何?」への憤りが登場するわけです。

私なりの答えは

 

「そんなに特別でもないだろう」

 

となるわけです。

お互い人間ですから、実はたまたまご一緒しているわけです。

ご縁の結果ですね。

でも、これを言っちゃうと、

とんでもないことになることも理解していますから、

相手の望む答えを言えちゃうわけです。

それなりに。

ということは、この質疑が行われた瞬間、

そこには欺瞞が満ちるわけでして、

苦痛との同居も始まるわけですな。

 

最近高橋和巳を再読したので、

言葉の純度について考えておりますと、別の答えが浮かびました。

それは

 

「俺が知ってるわけない!」

 

これですね。

考えてみれば、自分が何者か、その答えは、

自分で出すしかないのでございます。

相手に聞いて、ショートカットしようとすることも、

実に腹立たしいものですね。

 

さらなる修羅場を踏むであろう、

言葉の純度の高さに目眩がしてまいりました。

 

しかるべき相手と、本当に信頼関係にある時、

つまらない疑問は浮かびません。

それが浮かんだときは、そっと幕を引くべきかもしれません。

 

もしくは、徹底的に戦うかですね。

何と戦うのでしょう?

 

そこは、各自考えてくださいね。

頑張って下さい!

 

 (己の中の鬼と向き合え!座禅でも言われます!合掌、そしてクリック!)

禅―心と体が綺麗になる坐り方

禅―心と体が綺麗になる坐り方