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焚き火の男 その2

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梅雨の晴れ間の、こういうお天気の日はなんと清々しいんでしょう。

オートバイに乗っていると、こんな日は遠くへ出かけたくなります。

 

さて、前回ご紹介した彼(まだマン島にいるはずです)の、焚火についてのお話を掲載します。

多くの人は経験のあるだろう焚火。

灯りだけでも、熱源だけでもない、焚火が持つ不思議な世界。

数回にわたるシリーズです。

ではいってみましょう。

 

 

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オレは、ずっと旅を日常として生きてきた。

無数の旅の中の多くの場面で、焚火をしてきた。

ごく当たり前の焚火について、オレは最近になって自分にとって特別なもののような気がしている。

特別なのは焚火か、火そのものなのかは分からない。

でもオレは、火を見ながら物思いにふけるようになった。

きっかけは、長い付き合いの友人との不思議な体験だった。

 

ある日、オレは友人と向かい合い言葉を交わしていた。

二人の間には焚火の炎が揺らめいている。

 

オレ達はその時、二人で焚火の火を囲んでいた。

二人で「囲む」という表現は、正しくないかもしれない。

そうだとしても、あのとき、あの焚火挟んで彼と過ごした時間は、「囲む」と呼ぶのが正しかったと思う。

 

秋が終わり、冬の入り口の時期だったと。

誰もいない山の中のキャンプ場。

大勢でいたなら火を囲んで、陽気に歌ったりしたかもかもしれない。

だがそこにはオレと彼の二人だけ。

湯を沸かして料理をした。気温は低く、少しアルコールも飲んでいた。

                       (つづく)

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おお、なかなかいいですね。

ここから、男二人の焚火を「囲んだ」世界が始まるのですね。

夏前に、初冬の話をしているというのも、涼感があっていいですね。

いったいどうなってゆくのでしょうね。 

 

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