この前はウィスキーで作りましたけど、
基本的に青さんの梅酒はジンが主体。
ジンいいですよね。
あの、鼻に抜ける香り。
いっとき浴びるように飲んでいました。
ジンは魔力のあるお酒ですわなあ。
それを梅酒に!
ドバドバドバ!っと。
男の豪快な梅酒つくり。
ではさっそく!
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情報のとおり、地元産の梅が袋詰されて並んでいる直売所。
いただきものと比べて、形も揃っていますし質も高そうです。
おそらく、一袋は1キロでしょう。
そうしない理由がありません。
だだねぇ。。
ちょっと想定よりも高い。
うーん、、
断念するほどの値段ではないところが悩ましい…
まぁ、いいでしょう。
今年はなんとしても梅酒をつけると決めています。
数百円は誤差と考えることにします。
梅が手に入ったので、
すぐに帰って作業をすることにします。
砂糖などは準備出来ておりますので、
梅を洗ってザルに広げて風に当てるだけで大丈夫です。
去年梅酒作りをしていないせいか、
今年は実にやる気が湧いてきます。
普段は氷砂糖ときび砂糖を配合して使います。
しかし今年は氷砂糖だけを使うものと
二種類作ってみようと思います。
まとめると、今年仕込んだ梅酒は三種類。
「ウイスキー・氷砂糖・黒糖」
「ジン・氷砂糖・きび砂糖」
「ジン・氷砂糖」
の三種類。
きび砂糖を使うレシピはここ数年安定しています。
これらは2〜3年寝かす分にしても良いかもしれません。
いただきものは形も大きさもまちまちでしたが、
揃っている梅は作業もはかどります。
店の端っこで道具を揃え、
初夏にしては随分暑さを感じる風を感じながら、
黙々と梅を瓶に入れて行きます。
程よいところで氷砂糖。
そして、また梅を。。
全部入れ終わったらジンの出番です。
これを、どばーっと。
漬け終わったばかりだとすべてがバラバラですが、
時間が立つごとに渾然一体となって旨くなります。
さぁ、仕込みは済んだ。
あとは一年無事に暮らすだけです。
果実酒の楽しさを改めて感じた、今年の梅酒の仕込み。
以前使っていた瓶が見つかったり、
よそから果実酒瓶を頂いたりしました。
やる気があればもっと色々仕込めはするのですが。。
ピークよりは随分おとなしいとはいえ、
流石に「消費しきれない問題」は無視できません。
平たく言えば、作りすぎるのです。
釣りは好きだけど食べるのはそこまで、、
という釣り人の気持ちが、最近少しだけ分かります。
また釣ってきたの?
と、家人から嫌な顔をされても、
釣りに行っちゃう人は多いでしょう。
同じことです。
十分な量を仕込んだのに
追加で梅を買っちゃう私も似たようなものです。
こういうときは釣果も梅酒も、
貰ってくれる人を探すのが一番。
夏のご挨拶として、
今年もあちこちに自分の梅酒をばらまいて歩く、
ややもすれば迷惑な私でありました。了
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手段と目的は別のものです。
しかしですね、日本の職人さんの凄さそこなんです。
一体なんのためにそこまでやるのか!って世界があるのです。
手段だけが暴走することで、意味が消え美が残る。
たとえば、こんなのとかさ。
もともとは木っ端の利用だったと思うのです。
でも、ここまでやる必要はなかったと思うんですね。
しかし、もうなんでもこい的な世界が職人さんにはあるんです。
無理を聞いてこその腕、という言葉がありますからねえ。。
この人とかもそうでしょうなあ。
目的と手段の混同なんざ、まだ手始め。
手段こそが美に通じ始める世界があるんですなあ。
青さんの梅酒もそうです!
作って、飲んでくれる人を探す。
そのために苦心して作る!
いやー、実に男らしい!
そうでなきゃいけません!
(ダンディズムッてそう言うことだと思うのね。どう見てみないか、でクリック!)