CHUFF!! チャフで行こうよ。

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ひょっとして渋滞?長崎の晴れた日曜日

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お題「気分転換」

もうね、風薫る五月でしょ?

緊急事態宣言だからといって、屋外に出るんじゃにですかねえ。

倫理と正義の人、青さんも出てますしね!

 

chuff.hatenablog.com

 

となれば、世の人は当然出てくるわけです。

普段ひなびた場所も、「あそこならすいてるかも?」

と思う人々がわいてくるわけです。

で、渋滞かと。

 

ああ、渋滞。

ではさっそく!

 

 

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さきほどゲートをくぐった大塔IC。

佐世保港を一望しながら走る佐世保みなとインターチェンジから佐世保中央インターチェンジまでの区間は、長崎県内で最も美しい風景を楽しめる高速道路です。

 

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しかし、この日はちょっと緊張感がありました。

ガラ空きということはあまりない道ですが、

それにしたって結構な混み具合です。

長崎のような田舎では、先行車両がいるだけで混んでいるように感じる高速道路。

制限速度が出せない状態なら、流れていても渋滞の気分です。

パーッと走り抜けたい気持ちを抑えながら、

トンネルを抜けてホッとしたところで

眼前に広がるのは青空と新緑の山々です。


こういうときは本当に、バイクは贅沢な乗り物だと思いますねぇ。

天気も気温も関係なく、快適に移動できる自動車では、

春爛漫の青い風の心地よさは、味わえないのではないかと思います。


窓を開けて走ればそれなりにいい感じですが、

長い高速のトンネルから開放された気分というのは

バイクだけの特権的愉悦なのではないかと思います。

相浦を過ぎてしばらくすると表情が曇ります。

高速道路上で渋滞が発生しておりました。

まだ、出口が遠くに見えないぐらいの距離から、

半クラでジリジリ進むことになりました。

これはちょっと、困ったことになりました。

ひょっとしてこの流れは、ひょっとしてこの先の観光名所への…


いくつもの「ひょっとして」が頭をよぎり、

とっさに目的地を別の場所に変えようか、とも思いました。

平戸にもツツジの名所はあるはずです。

何しろヒラドツツジなんて品種があるぐらいですからね。

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ヒラドツツジ

先日、修築工事が行われていた平戸城

無事工期を終え、城に宿泊できるサービスを開始したそうです。

 

hirado-castle.jp

 

いっそ、平戸〜生月でもいいか。

川内峠にもツツジは咲いていたなぁ。。


止まることはなくゆっくり進んでいる流れは

やがて、出口の信号にたどり着きました。


うーん、、単純に信号の問題のようだけどなぁ。。


とはいえ、観光地の渋滞は紅葉時期の仁田峠で痛い目に遭っております。

あのときは初回でしたので突入しましたが、似た経験はもう十分です。

 

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とりあえず向かってみよう。

現地付近が不穏なら、その時別の手を考えればいいか。


県道139を走っていきます。

迷うような目的地でもありませんので、

タンクバッグも地図もない身軽な旅です。

今回はカメラバッグをたすき掛けして、

財布などはホルスターバッグでした。


原付きならこれでなんの問題もないのですが、

たすき掛けのカメラバッグはちょっと動くのが困りものです。

ROKストラップでシートにくくるのが一番簡単なのですが、

アレはアレで

 

「ちゃんと固定できているかしら…」

 

という心配がどうしても付きまとう厄介な性格なのです。

 



この辺は試行錯誤。

色々試すのも楽しいので苦にはならない問題であります。


県道139号から18号へ。

数台の車は先行しているものの、混んでいる雰囲気はありません。

左側には海。

陽光を受けて眩しく輝いて、

潮の香りには初夏の気配も感じられます。

気温もほどよくなってきました。

 

ああ、これはもう収穫がなくても大収穫のいち日になったなぁ…


走りながらうっとりしておりましたので

寄り道をすることにしました。

県道18号を北上していくと、途中に神崎鼻があります。

ちょっと行きましょう。


神崎鼻は西の果て。

本土最西端だそうです。

西の果てにわりと気軽に来れるのは、長崎県民の強みであります。

最南端は鹿児島の佐多岬ですので、ここまでは行く予定があります。


北端と東端。

宗谷岬納沙布岬はあまりに遠いですねぇ。。


静かな港町の細い道を走っていく、

なんだかすれ違う車とバイクが多いような…

他の三極は知りませんが、神崎鼻は本当に地味です。

あまり人がいる印象はないんだけど。

ちょっとドキドキしながらたどり着いた神崎鼻公園。

普段はどこでも止め放題の駐車場に

多くの車が止まっております。

県外ナンバーもそれなりに。

初めて賑わっている光景を目の当たりにして、

長串山公園の状況が少し心配になりました。


よく考えてみれば晴れた日曜日。

春本番の陽気に誘われて、

九州各地から「本土最西端」を目指してドライブ。

そう考える人が多いのは仕方ないことです。

神崎鼻には、これといって何もないんですが。。

 

 


例えば、私が四国や山陰あたりから

はるばるここを目指してきたというのなら、感動も一入。

その分バイアスがかかってよく見えるだろうか、

とも思うんですが、それもどうでしょうねぇ。


橋がかかっているのでうっかり忘れがちですが、

神崎鼻の沖には大きな島が存在しています。

平戸ですね。

神崎鼻から眺める景色は、

西の端だという割に陸地がデーンとしています。

平戸は結構長い島なので、存在感がすごいのです。

ほら、こんな感じで。

 

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生月の北端、大バエ灯台では

見渡す限り水平線しかない風景が楽しめます。

そこで感じる「果て」の雰囲気と比べ、

ちょっと印象が弱いのは仕方ないのかもしれません。


とはいえ、最西端なのは間違いない。

他に撮るものも思いつきませんでしたので、

海を背にもう一枚。

これでもう十分でしょう。

 

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日差しがジリジリと地面を焼いています。

風に涼しさはありますが、照り返しが眩しいのです。

恋人らしい二人連れが、自撮り棒で記念撮影をはじめました。

 

さぁ、もう行きましょう。

 


オートバイで一時間以上走るのであれば

私はバラクラバを装着しております。

目出し帽ですね。

 

 


寒いときには防寒対策、熱くなってくると日差し対策です。

寒風や日射が直接当たらないだけで、

かなり快適さに違いが出るものです。

風は結構通る材質なので、

バラクラバだけの装着であれば暑さを感じるようなことはないです。

こういう時世ですから、

バラクラバの形状は大変便利。

口元にハンカチを仕込んでおけば、

構造的には布マスクをつけているのと同じです。

急場をしのぐぐらいの事はできるんじゃないでしょうか。


ハンチングと口元をバラクラバで覆う中年男性、、

見た目については思うところもありますが。

 

 


来た道を戻り、本線に合流します。

神崎鼻であの塩梅。

これはもう間違いなく長串山は賑わっていることでしょう。


幸い、一旦入ると前進するしかない仁田峠とちがって、

長串山公園への道はUターンして戻ることが可能なはずです。


しばらく走っていると、目当ての看板が見えました。

右折して上り坂をゆっくり登っていきますと…

うーん、悩ましい程度の駐車待ちの車列ができていました。

先頭と思しきあたりに、普段は近隣住民なのだろうオジサマが車をさばいています。


こういう場合、バイクに乗っているのなら

そのおじさんと目があうようにポジションを取るべきです。

何もおきなくても別に損はしないし、かなりの確率で…


「バイク、こっちへ」

駐輪スペースがあるとの予想でしたが、目論見通りでした。

待つことなくバイクを止め、

入場料500円を払うべく料金所へ。

なかなかの列が出来ていました。

去年はどうだったんでしょうねぇ。

知る由もありませんが、今年は見る限り「大盛況」のようです。

さぁて。

それはそれとして満開じゃないか。


見頃を迎えたツツジを前に、

周りを気にしならとりあえず一枚。

 

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すぐに液晶で確認しながら、

どうしたものかと考えつつ山を登り始めた、

と言ったところで本日はここまで。それではまた。了

 

 

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神崎鼻ですか。。

知りませんでした!

 

しかし、このようなモニュメント誰が作るんでしょうなあ。

ある一定のスピリットというか。

 

正直、もったいない!

 

税金なんすよ、これ。

 

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