サクラ。
日本人であればだれもが知るサクラ。
でも、サクラがこれほど植えられたのは
実は近代だとご存知でした?
文献にでてくる古代のサクラは、ソメイヨシノではないんです。
源氏物語にもでておるのですが、アレは赤い花。
それに当時は、梅と桃のほうが珍重されたのですなあ。
上野に怪僧天海によって
大量に植えられたのが江戸初期。
今で言うところのテーマパークですな。
そのあたりでどうもいろいろごちゃごちゃになり
ソメイヨシノは生まれたわけですな。
実際、ワタイが子供の頃は「お花見」は都会の風習。
ある時から急に地方にも波及したのを覚えております。
ぶっちゃけ、高度経済成長がなければ
ここまでは増えておらんはずです。
ビヴァ!金の力!
今回は青さんのソメイヨシノ。
ではさっそく!
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要請に従って、
あまり出歩かないようにはしております。
が、なんとも桜は美しい。
普段から閑散としている過疎地域ですから、
普通に暮らしていれば大丈夫です。
三密なんか、作り出すほうが大変なんです。
遠出は初夏のお楽しみとしましょう。
ゴールデンウィークがギリギリだめっぽい
雰囲気ですから、梅雨前辺りに
どーんと走れたら良いなぁ。
というわけで、桜は近所を重点的に行きます。
名所は避けましょう。
四本堂公園や琴海中央公園は、
さほど混まない名所なので悩みどころですが、
西海橋公園は…混まないと思うけどなぁ。。
まぁ、悩むぐらいなら
行かないのが分別でしょうな。
とりあえず、桜がいっぱいある徒歩圏
ということで、お散歩コースのダムに行ってみました。
予定通りあまり人はいませんでしたが、
ちらほらとスマホを構える人がいます。
例年だと、パンや弁当で
昼の花見を楽しんでいる人が居るのですが、
今年は寂しいですね。
あまりグダグダ書いてもしょうがないので、
撮れ高から良さそうなところを御覧ください。
やはり、桜は難しい。
背景に工夫がいるのではないかと思いますが、
こればかりは場数でありましょう。
穏やかに晴れて、
湖水の上を走る風は少しひんやり。
なんかもう最高なんですけどねぇ。。
桜というのは本当にどこにでもあるので、
近場で良いものを撮るべく、
轟天ではなく原付きで
うろつくことになりそうな私でした。了
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事実というものは、あっという間に忘れられるわけです。
この前、ある人の話を聞いていたときのこと。
1980年代の話なのに、メールが登場しておりました。。
そんなわけがない!
人間の記憶なんて、きっとそんなものでしょうなあ。
それはサクラも同じこと。
日本人がサクラを愛で続けたのかと聞かれれば
答えはノンでございますよ。
まだまだ貧しかった時代は、桜を植える土地があれば
多分、食べられる野菜を植えておったのです。
花を愛でるのは、街の人。
もしくは裕福な人であったはずザンス。
でも、ここまで広まった美しいサクラならば
昔より咲き誇っていたと思っても良いザンスよね。
みな、重い気分に浸っておるザンスな。
外に出れば太陽の光と、程よい風が素晴らしいのに。
それがならぬ今年。
そっと皆様にサクラのお届けザンスな。
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