佐賀。
正直馴染みがないのです。
でも時々、耳にする佐賀への複雑な感情。
差別用語なのか、ただの呼称なのか
ガジンという言葉を聞きます。
その複雑な思いを理解できないので、
青さんになにげに話を振ったんですんね。
そしたら。。。
まあ、まずは一長崎市民の
赤裸々な告白を読んでみるとしません?
ではさっそく!
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消防団活動があった日曜日のあと、
先日まで少し調子が
よくありませんでした。
どうやら軽い夏バテだったようで、
今は食欲も戻り回復したのでありますが、
大変でした。
週間天気予報を見てみると、
平年比が最高最低ともに
プラス3度が続いているようです。
早朝に爽やかさが感じられない9月は、
やはり異常だったようです。
今の時期は、夜明け前の風に
秋を感じるものですが、
今年は全くそんな事はありません。
心地よい秋の夜長の訪れが
待ち遠しいこの頃です。
さて、先日長崎県民が
なぜまとまりが悪いのか、
について歯に衣を着せて書いてみました。
要するに、地方の零細少大名の版図と、
最先端の学術都市であり
唯一の貿易都市である天領長崎なんて、
水と油になるのは
火を見るより明らかだろう、
という話でした。
なので、長崎の県民性、
というのは非常に無理がある
解説になるのではないかと思うのです。
五島、大村、島原、長崎。
全部長崎県ですが、
私は共通意識を何一つ思い付けません。
そんなもんです。
長崎は連邦みたいなものですから、
利益対立もしばしば起きるようで、
佐世保が川からの取水が多すぎる問題などは、
雨の少ない夏ではよく見られます。
共通意識ねぇ…強いて言えば、
隣県人をそこはかとなく
警戒しているというか、
恐れているというか、
その意識が「共通したもの」でしょうか。
佐賀。
なぜでしょうね、不思議と胸騒ぎがします。
戦国大名ファンの方には
彼は島津と九州の覇を競っておりましたが、
ある戦いで命を落とすことになります。
場所は、島原半島。
龍造寺に抑えられていた
機を見て反旗を翻し、
北上してきた島津と組んで
仕掛けた戦いであります。
島津方の大将は家久。
関ヶ原の戦いで「すてがまり」をやった、
島津豊久の父君です。
この有馬晴信の叔父が大村氏なんですね。
長崎の諸大名は島津の力を借りてでも、
龍造寺から離れたかったらしい。
ちなみに、有馬晴信が
「今ならいけるんじゃね?」
と判断した理由の一つが、
龍造寺が筑後で派手に揉めたことなんですね。
ここも島津に通じたことが
原因だそうなので、筑後(南福岡)の皆さんも
龍造寺より島津、
ということだったのでしょう。
竜造寺家の主要な武将が片っ端から
討ち取られるという完敗で、
肥前は竜造寺から
鍋島氏へ移っていくことになります。
そういえば、肥前鍋島の猫騒動という
化け猫の話があるんですけどね。
龍造寺から鍋島がお家横領したから、
という話が下敷きなのですね。
とうの竜造寺さんが少弐氏を
下剋上したという点は
別に問題にされないのだろうか、
と昔から思っておりました。
今でこそ、佐賀はゾンビランドとして
脚光を浴びる程度の自治体です。

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しかし一時は九州の半分を版図に収め、
沖田畷で壊滅的被害を受けながらも、
江戸期を通じて有力な大名です。
幕末でも人材を排出しておりますから、
やはり周辺としてはおっかないわけですね。
そう考えると、
やはり腑に落ちないのが唐津の扱いです。
私の考察では、肥前鍋島の版図が
また別の文化圏であるはずです。
「佐賀んもん」と括るんですね。
いくらなんでも
それは雑なんじゃないでしょうか。
大まかに分類して、
② 多久杵島武雄エリア
③ 佐賀エリア
④ 鳥栖では文化的に違いがありそうです。
①については藩が違います。
②と③については、鍋島と竜造寺の
ごちゃごちゃに起因するものであろうかと思います。
そして、④ 鳥栖の問題です。
鳥栖というのは九州の高速道路において、
最も重要なジャンクションです。
北から南へまっすぐ伸びる九州自動車道、
東へ向かう大分道、
西へ向かう長崎道。
これらがここで分岐します。
だから慣れないとすごく大変。
長崎から出発して差し掛かると、
熊本やら大分やら福岡やら…
うっかり曲がり損なうとえらいことになります。
そういう関係で、鳥栖の人って
自分のことを「佐賀県民」だという意識が
薄いのではないかと推察しております。
あのへんの人は、
そこはかとなく福岡県民風な
イメージですね。
連帯感は薄いかもしれませんが、
松浦市の住民に
「長崎県民ですよね?」
と念押ししても
別に怒り出す人なんかいないと思うんですが、
鳥栖市民に関してはちょっと怪しい。
酔っている場合なら
「わざわざ確認せんでもよかろーもん」
と怒られてしまうかもしれません。
県境の民と「福岡」という存在。
かつて、クリスタルキングが
「ああ、果てしない…」
と歌った大都会が福岡市ですから、
九州においてはやはり
特別な場所なのだと思います。

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先述した通り、昔は長崎佐世保間の
言い争いでも
「うちのほうが福岡に近い」
という文言も飛び交ったものです。
ちなみにクリキンは結成時、
佐世保で活躍していたグループですな。
なるほどねぇ…
これはちょっと、もう少し
詳しく調べて見る必要がありそうです。
なので、ちょっと資料をポチりました。
すでに絶版になっているらしいですが、
以前指摘されて気になった
「九州男児なるもの」
について書かれたもの、
ということなので、読めばまた
何か発見があることでしょう。
九州男児なるもの。
県境の民。
ごりょんさんとおごじょ。
これはまぁ、
ぼちぼちやるテーマになりそうですねぇ。
あまり長くなってもアレなので、
気が向いた時に少しずつ
考えていきたいと思います。
おじさんが空想と妄想で
書いているだけの内容ですから、
あまり真面目に読まないでいただきたいな、
とご注意申し上げて
本日はここまで。それではまた。了
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鳥栖の人が言うであろうその言葉。。
それって、博多言葉ってことです?
また博多と福岡で、揉め事というか
精神的軋轢ありそうで、よそ者には
ちょっと難しいですねえ。。
だって仕方ないじゃないですか。
「どちらから?」
と問われたら、ワタイだって
「神戸です」
と言ってしまうんですよ、きっと!
城崎が兵庫県だと知っておりますけど
実質あれは鳥取でしょ?
いや、それも違うザンスな。。
(日本人の中に眠る、この深い業。社会派ブログは果敢に攻めるのでクリック!)

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