CHUFF!! チャフで行こうよ。

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忘れられた名作「ウディ・アレン(中略)SEXのすべて(後略)」

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私がツイッターで知り合った方で

淀川コーエンさんというライターさん(?)

がいらっしゃるのです。

先日その方が、ウッディ・アレンについて

書かれていたんですね。

 

not-manzara.com

 

ほうほう、と思いながら読んでいると

あの名作が抜けていることに気付いたんです。

コーエンさんは、ナースでもあられるようなので

あの映画には、あえて触れなかったのかしら。。

 

あの名作とは。。

DVDも絶版のようですな、なあれ。

もしかして、邦題史上最長の

題名ではないかという映画。

こちらです。

 

 

 

 

もう、ほんとバカな映画ですわ・・・。。

7つのショートストーリーからなる

オムニバスというか、なんというか。。

 

 

粗筋は、ウィキに載ってるんで

参照されたし。。。

ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう - Wikipedia

題名、長っ!

なんで、抜粋もここに載せときますわ。

 

1 媚薬の効用(Do Aphrodisiacs Work?)
宮廷道化師(ウディ・アレン)が、王妃(リン・レッドグレーヴ)に媚薬を与えるが、彼女の貞操帯のせいで目論見が失敗する。

 

2 ソドミーって何? (What is Sodomy?)
ロス医師(ジーン・ワイルダー)が、ある農夫からメスのヒツジに浮気したと相談されるが、ロス医師もそのヒツジに恋してしまう。

 

3 エクスタシーは所を選ばず(Why Do Some Women Have Trouble Reaching an Orgasm?)
ジーナ(ルイーズ・レッサー)とうまくセックスしようとファブリチオ(ウディ・アレン)は躍起になっていたが、上手くいかなかった。しかし、あることがきっかけで、彼女が公衆の面前でないと発情できない性質だということが判明する。

 

4 女装の歓び(Are Transvestites Homosexuals?)
妻のいる中年男性サム(ルー・ジャコビ)は、娘の婚約者の家で女装をする。その結果、家じゅう大騒ぎになった。

 

5 これが変態だ(What Are Sex Perverts?)
キネコ映像を通じてジャック・バリーが司会を務めるテレビ番組『私は変態』の様子を描く。
この番組は、解答者がレジス・フィルビン、ロバート・Q・ルイス、パメラ・メイソン、トニー・ホルトら出演者の性癖をあてるという内容になっている。

 

6 SFボイン・パニック( Are the Findings of Doctors and Clinics Who Do Sexual Research and Experiments Accurate?)
研究者ビクター(ウディ・アレン)とジャーナリストのヘレン(ヘザー・マクレー)は、かつてマスターズ・アンド・ジョンソンのもとで研究を進めていたバーナード博士(ジョン・キャラダイン)のもとを訪れる。現在、彼は自分の研究室を持って独立しており、イゴール(レフ・サンチェス)という男を助手にしていた。バーナード博士の実験から彼の狂気に気付いた二人だったが、ヘレンが博士の実験台にされる。

 

7 ミクロの精子(What Happens During Ejaculation?)
女性(エリン・フレミング)とセックスをしている間の、一人の男性の体内を舞台とした作品。彼の脳内はNASAの管制室のようになっており、そこでは脳(トニー・ランドール)がそれぞれの器官に命令を送っていた。操舵師(バート・レイノルズ)や空挺兵のような姿をした精子ウディ・アレン)はその命令に従って働いていた。

 

特に、この「ミクロの精子圏」がね、アホ過ぎて。。

トップ画は、精子になっている落下傘部隊の

降下前の緊張の感じザンスよ。。

 

A「僕らの多くは無駄死にするんだろ?」

B「でも君の死は無駄じゃない。誰かが目標にたどり着けば・・」

A「やめてくれよ、そんな話は」

C「結局みんな死んじゃうんだ」

 

鬼軍曹「降下ようーい!」

 

A「グダグダ言っても仕方ねー!ロケンローできめようぜ!」

 

なんという、アホな映画なんでしょうか。。。

 

 

 この精子軍団の降下は、

中央管制室で制御され、

参謀たちが成功を目指して、

性交を完成させようと

総力戦を行っておるんですね。

もちろん、ミクロの決死圏のパロディでしょう!

 

 

 

黒人のカップルの、哀しい初体験もよいですね。

初体験の二人は、ハウツーレコードをかけ

何とかやろうとするんですが、ドタバタなんですね。

そこで、指令室は大混乱するという。。

 

もう、何言ってるのかわかんないでしょw?

 

ウッディ・アレンは、まあいろいろ問題あるんでしょうな。

でも、彼の作品のジョークは誰かを救ってきたのだと思うんですね。

アメリカというものの、時には正反対のいじけた暗いものを

失笑という形であれ昇華してくれる監督だったと思うんです。

 

機会がれば、ぜひご鑑賞を。

すげえ後悔する可能性もありますけれど。。

 

(個人的にこれは名作だと断言するんですけどねえ。。まあ、クリックどうです?)