「運び屋」という遺作を観たザンスね！

まさに、今更なんザンスが。。

観たザンスよ、「運び屋」。

これはクリント・イーストウッドの

遺作でしょうなあ。。

まだ生きているけど。

だってね、本人が遺作にする気満々だと

観ていて思うわけです。

どこをとっても、イーストウッド！

決してハリー・キャラハンじゃないわけです！

カネと女と音楽と！

もう、イーストウッドじゃないっすか！

映画レビューとなるとね、

もう凄い人がたくさんいるんで

読んでて「こりゃすげえなあ」と

思っちゃうんですね。

例えば、ワタイが敬愛するレビュアーの

ふかづめさん！

www.fukadumecinema.work

もう、ここにすべてがある感じ！

なので、ワタイは個人的な感想を

ダラダラ書くザンスよ！

まずね、全編にわたるクズっぷりが、

サイコーに良いわけ！

ワタイが思うに、イーストウッドは

実にクリシエな映画人なわけザンス。

もともと、マカロニウエスタンで出てきた人ザンスし。

それって、まあ

歌舞伎みたいなもんでしょ？

なに？

クリシェが理解できない？

そうザンスねえ、

「かなりの高確率で起こりそうなことをベタにやること」

ザンスかね。

どんなにドラマティックに聞こえても

もう驚かんでしょ、いろいろ。

インドに行けば不幸が転がってるし。

アフリカに行ったらスマホだらけだし。

アメリカに行けば普通に銃あるし。

韓国行けば犬食べるし。 

銀座は中国人だらけだし。

それを、ドラマティックに言われてもねえ。

いいんじゃないの、インドに自分探し。

帰ってきて、ヨガの先生でもしたらいいんじゃない？

世界の子供たちの不幸に、涙しながら

スマホでいろいろやってりゃいいんやない？

食べて応援も、あいつらいまやたかり屋やで！も

どっちもクリシェじゃない？

まあ、そういうことです！

などと考えながら

「運び屋」を観ておったわけザンスね。

で、主人公の奥さんがね、

フットルースの牧師の奥さん！

って、ちょっとついてこれない表現？

フットルース (字幕版)

「 シザーハンズ」で、

ジョニー・デップを拾って帰る

育ての母！

あのジョニデに

「お前最近、どうよ？あー？」

と言える立場と言えるわけです。

シザーハンズ (字幕版)

 なんというか、「いい人」を

絵にかいたような感じなんザンスね。

イーストウッドもそこ狙ったと思うザンス。

でもねえ、皮肉とかは下手ザンスよ。

でね、それも含めてクリシェを

存分に味わえるという名作が「運び屋」

となるわけザンスねえ。。

なかなかここまではやり切れんもんザンスよ。

だって、つい欲が出るザンショ？

しかし、そこはイーストウッド！

途中で盛り上げるだけ盛り上がて、

エンディングは実に手を抜く！という

なんともいえない「蕎麦湯」芸風。

その盛り上げの中核をなすのは

イーストウッドのドスケベ心性。

いやあ、ほんとタフガイ！

女好きという点において

ここまでストレートに表現できる

ドスケベもなかなかおりませんぜ！

これは実に実生活でも同じことで

盛り上がるだけ盛り上がって、最後は飽きる。

もう、典型的な才能あふれる芸術家！

ワタイの中で鮮烈なのはこれですな。

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 名作だと思うザンス。

この共演者のソンドラ・ロックの

かわいいことかわいいこと！

在りし日の。。

やはりお手付きにしちゃって、泥沼裁判劇。

さすがザンスよ。。

でね、観おわっての印象ザンスが。。

こいつ絶対反省してねーだろ！

と、爽快に言い切れるザンスね。

そう言えば、どっかで読んだ記憶があるザンスが。

インタビューでこんなこと言っておったザンスよ。

人並みに、人生でひどいことをやってきたし、それはとても後悔している。傷つける必要のない人を傷つけたし、ずるいこともした。それには謝罪したい。しかし、人生の中で、そのことにつまずいたことはないと思う。その時にはそうするしかなかったんだ。人生ってのはそういうことばかりじゃないだろうかね？

なるほど。

後悔はしておるんザンスね。

でも反省はしないという。

そうそう、ハリーはそうでなきゃいけない！

マグナム４４で撃たれても、

後悔なんかしないでほしいな。

そう思いながら、劇場を出たというお話しザンス。

いい映画ザンスよ。

（で、どんな映画なのさ？人生というロードムービーかな？でクリック！）

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