CHUFF!! チャフで行こうよ。

もう、何でもありです。ヒマつぶしにどうぞ。

CHUFF!!ってのは、「おっ、なんかいいよね!」って意味です。チャフっていきましょうよ!

オクラ茶というものがあるらしい

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 信号待ちというのは、実に楽しい。

人々は、不思議な会話をしている。

それを、二度と会うこともないのに

偶然耳にできるのだ。

例えばこれ。

chuff.hatenablog.com

私の頭をひっくり返しても

このフレーズは出てこない。

 

「カツカレーのように恋したい」

 

そのようなことが、

また先日起きたのでした。

それが「オクラ茶でバリバリやで」

オクラ?お茶?

 

 

その時、私は神戸ロフトに用事があった。

買い物を済ませ、信号が青に変わるのを

普通に待っておったのだな。

 

その私の後ろで

若い元気のいい会話が

自然と入ってきたのであるよ。

 

「自分、オクラ飲んでる?」

「苦手やねん。オクラ」

「お茶やから問題ないで」

「今は、オクラらしいな」

 

 

オクラ?

あのオクラ?

 

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言っておくが、聞き耳をたてたわけではない。

彼女たちの声が、若く明瞭なのである。

 

もっと言えば、

 

かましいのだ!

 

聞くなという方が無理なボリューム。

しかも、オクラが時代と言っている。

これは何なのだ?

最近、オクラなのか?

しかも、お茶?

 

「で、どうなん?オクラは」

「あのヌルヌルのせいやと思うんやけどな」

「出るか?」

「バリバリ出るで!」

 

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どう聞いても、お通じの話であろう。

昼日中の交差点。

すごい人混みだが、まあいいだろう。

それより関心は、「お茶」ということだ。

 

「ご飯でもええし、お酒割ってもええし」

「ああ、そうか、それでも使えるか!」

 

そんなことより、「お茶」はどう作るのだ?

もうすぐ信号が

青になってしまうではないか!

振り返り、そこを問い詰めたいのだが

そうすると、若い娘さんの話を

盗み聞きしている変はおっさんではないか?

事実そうなのだが、真実ではない。

 

なにしろやかましいのだ!

で、お茶だ、お茶!

 

「それ、どうやって作るん?」

 

おお、待ってたぜ、そこだ!

 

「麦茶の容器に、オクラ入れて一晩そのままやな」

 

えっ、それだけ?

それで出るのか?

 

「おー、簡単やん。ええなそれ」

「でもね、問題があるねん」

 

もう、青じゃねえか。

車は停まったぞ。

急げ、お嬢さん!

 

自由からの逃走 新版

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「大量に残るオクラのカスがな」

「ああ、残るわな」

 

動き始める民衆。

続く私。

彼女たちも渡り始める。

適切な距離を測りながら、

横断歩道を渡りながら聞く。

 

「そんなに、オクラ食えんで」

「ほんまや!」

 

オクラぐらい食え!

食ったらええじゃないか!

 

「でな、オクラの秘密があんねん」

「オチがあったかw?」

「実はな」

 

そこに鳴り響く救急車のサイレン。

二人は会話をやめ、音の方を向く。

私も向きながらお嬢さんを

たまたま視界に入れる。

 

いわゆる「恵体」。

しかも、かなり度の過ぎた

控えめに言って「恵体」な二人。

 

そりゃあ、その体が楽器なんだな、

と納得できる恰幅の良さ。

 

気になるオクラと

気にならなくなるお嬢さんたち。

 

信号を渡り終え

私は左に、彼女らは右に。

もう出会うことはないだろう。

元気でなお嬢さんたち。

 

んで、オチは何だったのさ!?

 

(もう二度と聞くことはできない。チャンスは一度。それが人生だ!でクリック!)