昨年の2月にこのような記事が。
もうね、1200本超えると
思い出せないこともたくさんあるんですね。
ああ、一年たったんだなあ。。
と、新年を迎えたように
ふと思いながら、長崎へGO!!
ではさっそく!
========
殆どの地域では、
12月に入ればクリスマスが
街に充満し、
26日から一気に正月の
雰囲気に切り替わり、
成人式あたりで正月の気配が消える、
そんな感じでしょう?
しかし、長崎の中心部では
少し事情が違います。
正月の気配が消えたあと、
さっそく正月の準備が
始まるのであります。
意味がわかりませんね?
当然です。
では詳しくお伝えしましょう。
新年を盛大に祝うのは
世界共通の文化です。
しかし、いつが新年なのか?
「いつなのか」については
地域によって随分違いがあります。
キリスト教圏、
とくに欧米においては
クリスマスあたりが「新年」でありましょう。
イスラム教圏では
9月とか10月あたりのようです。
どうやらヒンドゥーも
そのへんに新年があるらしいですね。
仏教国のタイでは
4月の中旬頃。
水掛け祭りはよくメディアに
取り上げられますから、
知っている方も多いのではないでしょうか。
さて。
中国文化圏において、
正月というのは2月。
太陰暦ですね。
我が国でも、昔は今の2月が
正月だったのでありますが、
太陽暦ですからずれました。
なので「旧正月」と呼ばれております。
有名なところでは
「春節」という呼び名でしょうが、
テトはこの旧正月を意味します。
長崎では、やたら教会が多いので
ガチのクリスマスを味わうことができ、
正月は当然本寸法。
その後、最初は中華街の華僑が
ほそぼそやっていた春節を、
観光が手薄になる冬の切り札
として大きくしていった結果、
新年のあとに新年が来て、
新年が来るという
大変味わい深い状態に
なっているのであります。
今年は2月5日からだそうです。
期間中100万人の人出を
見込んでいるそうなのですが、
強烈にこむということは
あまりありません。
去年はとあるお嬢さんが
皇帝パレードに出た影響で
洒落にならんほど混み倒しました。
今年はそこまでではないと思います。
長々とやってますからね、
日本の正月というよりは、
12月早々から月末まで
延々とやっているクリスマスに
近い感覚じゃないでしょうか。
昼もそれなりに面白い。
すごくチャイナ感あるから。
しかし、やはり見どころは夜。
切れるような寒風に吹かれながら、
中島川沿いをそぞろ歩きするのがグッド。
泊りがけでお越しになるのがいいですよ。
日の高いうちに湊公園で
巨大なランタンを見物、
コンパクトな中華街で
少しがっかりして夕方。
鯨でも食って軽くいっぱい。
その後、ほろ酔い加減で眼鏡橋。
風に揺れたり川面に映ったり
しているランタンが織りなす、
幻想的な光の街を
堪能なさってみてはいかがでしょうか。
大陸系の旅行客が
「本国ではすっかり終わってアルに、ここだとまだ正月気分を味わえ楽しいアル!」
という、よくわからない感想を
述べているのを見たことがあります。
長い長い正月が、
節分過ぎから始まる長崎。
よくわからないまま
巻き寿司を食っている場合
ではありませんぞ。
ぜひ長崎におこしください。
魚はうまいよ。
今年の長崎はあんまり寒くないので、
夜の景色の「キレ」が
少し心配ではありますが、
考えようによっては、
散策するのに厳しい気温では
ないのでありますから、
逆にいいのかもしれませんよ。
追加情報として
軍艦島について触れておきます。
台風の被害で上陸できない状態は、
予定では2月1日から上解除とのこと。
なんとか間に合わせたんだな、
と長崎市の努力を褒めてやりたいですね。
いいタイミングだ、実にいい。
これはもう、来なきゃだめだな、
うんうん…
以上、2月5日から19日までの二週間、
赤と黄色のランタンで彩られる長崎より、
勝手に観光大使としての私によります、
広く宣伝を流布する活動でありました。了
========
炸裂する郷土愛。
揺れる異国情緒。
坂道と市電が走る長崎。
揉めているという長崎。
どうです?
平和公園の裏は、ラブホ街だそうです。
(ああ、長崎。どうだ君も長崎へ!その西には海しかないのだよ!でクリック!)

おとな旅プレミアム 長崎 ハウステンボス・五島列島 '19-'20年
- 作者: TAC出版編集部
- 出版社/メーカー: TAC出版
- 発売日: 2018/11/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る

まっぷる 長崎 ハウステンボス 佐世保・五島列島'19 (マップルマガジン 九州 4)
- 作者: 昭文社旅行ガイドブック編集部
- 出版社/メーカー: 昭文社
- 発売日: 2018/05/18
- メディア: ムック
- この商品を含むブログを見る