海をわたるオートバイ 夏の借りを返す青さんの旅その24
日が傾き。家路を急ぐ青さん。
様々なルートを、セルフ脳内ナビが
はじき出します。
実は用意してたんですねえ。
さすが、地図さえ持たぬ旅人です。
私、そんなおっかないことしませんよ。
さあ、マドロス青さん。
ではさっそく!
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高速道路に
気まぐれで乗ったように
書いていますが、
実際は準備済みのルートです。
そりゃあ調べているさ、
このぐらいは。
だってスマホどころか
地図もないんですよ。
頼れるのは自分の記憶力だけです。
院内IC?
ちょっとなに言ってるか
わかりませんねぇ…
予定通り菊水で高速を降り、
あとは前回走った道。
スムーズに長洲に着いたところで
船が出ました。
待ち時間を残量マックスから待つ事になり、
乗船順位が一位になりました。
つまり、No1です。
- 作者: エズラ・F.ヴォーゲル,広中和歌子,木本彰子
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「この船に乗りますか?」
と、受付のお姉さんは言ってくれました。
たぶん、お願いしたら
出港が数分遅れ、
私は待ち時間もなく
熊本を離れていたことでしょう。
コレをお願いできる人間なら、
もう少し器用に人生を
過ごしてきただろうな、
と思います。
私はあくまでエレガント。
来年の誕生日を機に、
号を鷹揚堂と
改めてやろうかと思うぐらいです。
「いえ、セニョリータ、
大丈夫です。次を待ちます」
そう告げると係員さんがテキパキと動き、
船は岸を離れました。
ダイヤを確認したところ、
16時55分だったようです。
次の船は17時35分。
たっぷり40分の待ち時間です。
残照は、切なさを引きずりながら
海にさり、辺りに夜が満ちました。
海辺なので少しはマシなのですが、
また寒くなってきています。
ターミナルに入ると
暖房がよくきいていて、
一日の疲れが解けていきます。
腹が、減りました。
とはいえ、夕飯は帰ってから食べたい。
なので、ちょっと小腹に
入れる程度でいいんですが…
ちょうど立ち食いコーナーが
ありましたので、うどんを、、、
と思いましたが、
一日三食
うどんを食べる
なんて、讃州以外
ではクレイジーです。
よって選択肢から外れました。
つづきます。
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うどん。
あれはなんというか、
実に日本を想起させる食べ物ですね。
世界中にいろいろあるだろって?
あるんだけど、違うんだよねえ。
出汁の関係かなあ。
なんだろう、違うんだよねえ。
ある意味では、すごくダサい。
蕎麦のような、粋な感じは一切ない。
それをやると、逆にダサさ倍増。
でも、海外から帰ると
いの一番に食べたくなりましたねえ。
しかし、一日に三回
食べるものでもないですわな。
(讃岐の人の反論は受け付けません。うどんに死すともな葉隠ですもん。でクリック!)