この店構え。
いかにも本格的なバーですね。
気後れする人もいるかも知れません。
でもここは元町の喧騒とは離れた
住宅街と言ってもいい場所。
ここの坂を上がったところですね。
割とひっそりとある名店だと思います。
バー・サヴォイ・オマージュさんです。
ここねえ、昔はちょいちょい行きました。
車で仕事に来るようになると
回数は減りましたけど
今でも時々行きますよ。
ここのいい理由として、
バーテンダーがちゃんと
バーテンダージャケットを
着ているんですよ。
こういうのですね。
白衣と言うか、そういうの。
主の森崎さんです。
先に言っておきますが
お値段はお安いです。
完全ショット制なんですね。
案外知られていませんが
いわゆる「バー」として有名な店は
基本明朗会計。
チャージがつくこともありますけど
通常はファミレスで御飯食べるくらいしか
かからないものです。
ですので、ダラダラ長居はやめましょう。
長居するなら、注文しましょう。
それがマナーです。
そして、こういう店では
酔っ払ってはいけません。
そこまで飲む場所ではないのです。
初めてここに入ったのは
表で「モヒート」のポップをみた
暑い夏の夕方だったと思います。
いいですよ、ここのモヒート。
私の祖父が好きだったという
シンガポールスリングもいい感じ。
確かに、味はラッフルズと似ていますね。
できれば、もう少し細長いグラスで
色はグラディエーションがかかっていれば
完ぺきなんですが。
このお店、あまり「おつまみ」
はないんですが、
ブリティッシュにこだわっているだけあって
「キューカンバサンド」はあるんですね。
平たく言えば「きゅうりサンド」ですが。
これねえ、美味しいんですよ。
イギリスでも、まず間違いなく美味しいものです。
どうやって、マズイものを食わずに済むかって
考えるイギリスで、これ食えば間違いないですね。
一種の茶請けみたいなもんですけどね。
これが家ではなかなか作れないのです。
こうは美味しくならないのが、
実に不思議なんですが。
このお店で残念なことも上げておきます。
お店のせいではないんですけど、
値段が安いからか、居酒屋みたいに来る人に
占拠されていることもあります。
忘年会の帰りとか
同窓会の二次会とか
まあいいんですけど、
失礼ですよ、お店に。
大声で武勇伝を語ったり
泥酔してトイレで
吐いたりする店じゃありません。
逆に言うと、そんな気さくなお店でも
あるわけなんですが。
でも、森崎さん、ウーズレーを
青天の駐車場に停めるのはやめません?
そこはずっと気になってんです。
こんな車です。
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