このお店の品ぞろえは渋いんです。
お店の歴史も100年以上。
そんなに広くない店内は
文具好きにはたまらない世界があります。
場所は、サントスのすぐそば。
大丸のほうから入って、一分ってとこ。
ここね、すごい美人さんがいるんですよ。
まあねえ、私も通い始めてから
20年以上たつので
その美女も、当然その分
お年を召されているのですが。
ええ、その20数年前からいらっしゃいました。
もしかしたら、サワタニの娘さんかもしれません。
ちょっと古いタイプの美人さんですね。
そうですねえ、八千草薫の若いころ?
ああ、よく似てらっしゃるわー。
本当にこんな感じの人ですねえ。
またこの人が、おしゃべりが上手と言うか
鷲掴みされる系の、上品で優雅な
面白いこと言うんです。
それが実にお似合いで。。
あれは、相当モテたはず。
でも、すれていないというか
育ちの良さがビンビンに伝わるわけです。
で、近所の自営業らしきオッサンたちが
領収書だの、ボールペンだの
買いに来るわけです。
あれは来るわなあ!
現に、私もその一人何ザマスからねえ。
でも、なんというか
オイタできないムードと言うか
こっちを紳士にさせちゃう
ある種の迫力があるわけです。
まあ、本当の美人って
そうかもしれんわねえ。。
「少し寒くなりましたね」
「ええ、確かに」
「今年の冬は寒いんでしょうか」
「何年生きてらっしゃるの?冬は毎年寒いものですわ」
「これは、つまらないことを言いましたね」
「いいえ、少しいじわるしてみたかったの」
などと言いながら、相楽園を散歩するとか
ものすごく似合うと思うんですよね。
ああ、言っときますけど
ただの妄想ですよ、妄想。
でね、チャンスがあれば
一度行っとくべきですよ。
私の言ってる事わかると思いますから。
こんなこと書いていいんでしょうか?
ただの文房具屋さんなのに。。
ああ、そういえばボールペンが切れていたなあ。
ああ、これは買いに行かねばなるまい!
日々の中に、そこに美人がいることは
とても大事なことかもしれませんねえ。
(元町にけっこう美人が多いともうのは私だけ?多くは元美人という年齢だけど!)
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