イスラムの礼拝サラート イスラムの友人にいろいろ聞いてみた
イスラムの友人がいます。
彼の名はマルハバ(仮名)。
実際によく知らないアラブのことを、
流暢な関西弁(てか関西弁でしか話せない)
で教えてくれます。
前から疑問に思っていた、あの礼拝のこと。
マルハバは結構真面目に答えてくれてます。
今回は、意外なほど真面目でした。
「マルハバ、お前ちょっと人気もんやで」
「うん、そんな気がしてたw」
「なに、チェックしてたのw?」
「8マンのFBとかも」
「へえ、やっぱイスラムやね」
「いや、俺のボケ方はレベル高いな!って」
「そこかい!」
「ほな、イスラムの核心にいこか」
「そこまで詳しないんやけどね」
「えっ?」
「お前、仏教とか実際詳しい?」
「そう言われると、そうでもないかな」
「お前は職業柄、まだ詳しいもんやろ」
「そうかもしれんな」
「それでも、だいたいやん?」
「せやな」
「一般人のレベルは想像つくやろ?」
「まあ、せやな」
「俺もイスラムのことは同じようなもんやで」
「ってことは、これまでの話はだいたい?」
「当たり前やろ!詳しないもん!」
「まあ、言われてみればそうやな」
「そうやろ、そこ責めんといてな」
「んで、あのイスラムの毎日拝むやつな」
「あれサラート言うんや」
「あれやるの大変やろ?」
「大変やと思うで、知らんけど」
「えっぅ?」
「何でっ?」
「あれはやるもんやろう?」
「せやから、いろいろあるんや。そもそもあれは時間は決まってないんや」
「はあ?」
「正確に言うと、毎日変わるんや」
「何言うてるか、全くわからん」
「あのな、あれは時計のない頃からやってんねん」
「まあせやろ」
「せやから、だいたい太陽の場所で決まるんや」
「もうちょっと説明して」
「日の出って、場所で違うやん?せやから場所で違うねん」
「ああ!」
「せやから、今はアプリやね」
「はあ?」
「サラートの時間を細かくデータで出してくれるんや」
「ほんまや。。こんなんあるんか。。」
「ハハハ、俺等が人生の意義を考えていた頃、ヨーロッパではまだ狩りしてたの思い出せや。デジタル化は早かったで」
「アラビアのロレンスにそんなセリフあったよね」
「バグダッドに街灯ができた頃、お前らは手づかみで肉を食ってたくせに、ってな」
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「あれバグダッドやった?」
「さあ、知らんけど」
「。。。」
「俺思うんやけど、サラート?あれ大変そうやけど気持ちよさそうやな」
「あれ、ええもんやで。日本言うと墓参りとかやな」
「ああ、なるほど。ちょっといい感じになるもんね」
「それが毎日5回とか、するわけ無いやん」
「えっぅ?」
「何億人もが、絶対守るわけ無いやん?」
「でも、あれって」
「お前、最近おばあちゃんの墓参り行ったか?」
「そーいやー、ちょっとご無沙汰やな」
「なっ、そんなもんやと思うで」
「しつこいようやけど、わざわざモスク行ったりせーへんの?」
「あれな、昔は意味あったんや」
要約するとこうみたい。
情報交換とかの場として集まることに
かなり意味があったらしいのね。
それはいろいろ便利やったと。
バザールできるし、病院もあったり。
それが形骸化して残ってるわけやけど、
やっぱり一緒にやると盛り上がって楽しい。
なので、結構行くらしい。
「ほへー、なるほどなあ」
「これはキリスト教のミサとかも同じやろ。それで情報交換とか、仕事の話しとか、縁談とかいろいろ喋ってたんちゃうか」
「おお、言われてみたらそうか」
「誰々の娘は別嬪らしいな、とかな」
「また顔の話w?」
「商売の話と縁談の話は多いな」
「じゃあ、あの礼拝って絶対的なもんやないのね?」
「確かに!」
「医者は手術止めて拝んでたらシュールやろ?」
「確かに!」
「寝坊してしもたら、仕方ないやん?」
「それは違うと思う!」
「おんなじやって!神の前ではな」
「便利やな、それ!」
「だから広まったんやないか!」
「なるほど。。」
「わしら、一番モダンと言うか、後発やん?」
「まあ、世界宗教ではそうなるわな」
「せやから、結構先人の失敗みてたわけや」
「ユダヤとか、キリストとか?」
「そうそう、それのアップグレード版やで」
「なんか、新しい世界観やわあ」
「ヨーロッパでとか、これみよがしにやるのは、なんか違うと思うで」
「ああ、いろいろ問題になってるよね」
「あれはパフォーマンスやな。イキってるんやと思う」
「お前、いつも思うけどどこで覚えてくるんや?その日本語」
「勉強や勉強。最近は相席屋かな」
「マ・ジ・デ?」
「ガ・チ・デ!」
「ひかれーへんの?」
「俺、フランス系のフリするし!」
「まさか、光る石とかあげるの?」
「おう、そのクズ石は常に用意しとる!」
「アラーは嘆かんのか?」
「は?」
「そやから、アラーは・・」
「その御名を軽く口にするなや!ころすぞワレ!」
わからん。。ますますわからん。。
殺されずに続きます。
目つき怖かったけど。
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