福岡で、時間を持て余してしまった青さん。
そうですよねえ、都市って意外とそうなります。
そこで、以前私が無茶振りして、
新境地に入った「写真」に取り組みます。
ではさっそく。
私が青さんに
「お豆腐」をカッコよく撮って！
と無茶振りしたのはこちら。
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福岡らしい写真。
難しいテーマであります。
とりあえず、よくある構図としては
こうでしょうか。
中洲とキャナルシティがみえる、
川越しの風景。
ところで、皆さんは
博多と福岡が
厳密に言うと違う場所だと
いうのをご存知でしょうか。
なんとなく、
福岡で繁華な辺りが博多？
福岡の昔の名前が博多？
どちらも違います。
貿易と商業地域。ここが博多。
城下町が福岡。
単純に地名なんですね、元々は。
気質もいろいろあるそうですよ。
私はちょっと住んでいただけですから、
全員まとめていけ好かない事はあっても、
博多っ子だけを選りすぐって
鼻持ちならないとは思いません。
「山笠やってる人たちだから」
とは、高宮の森田さんの言であります。
歴史の古い街に住んでいると、
わかりますねぇ。
長崎で言えば、
「くんちに出る人たちだから」でしょうか。
ああ、すごくわかる。
ついてこれない人は、
優しい日差しの日向だけ
歩いていけばいいと思います。
あなたに幸あれ。
博多と福岡の間には那珂川。
その川の中州が、
いわゆる「中洲」であります。
九州最大。
西日本屈指の歓楽街。
ソープもヘルスも韓デリも、
ホストクラブもゲイバーも、
おおよそ何でもある川に浮かぶ島。
ほとんど縁がなかったですねぇ、私は。
飲むのは好きなんですが、
知らないお姉ちゃんと
楽しく過ごすのは苦手なので、
大名とか赤坂の居酒屋が多かったですねぇ。
中洲はちょっと遠いんですよ。
でも、今日は行きましょう。
なにしろ時間がある。
何時頃だったですか、
初夏の日差しが燦々と降り注ぐ日曜日。
大歓楽街、中洲の写真がこちら
夜なら客引きが、
何を言っているのか分からないトーンで
何かしらを売っている道なんですが、
カラスが残飯をあさっているだけです。
こういう景色は大変味わい深い。
構図をいろいろ考えて
うろうろしておりましたが、
同じようなことを考える人がいるようで、
一眼レフの大仰なカメラで
路地を撮影している若い男性がいました。
こっちは骨董品のコンデジですからね、
道具で負けても腕で勝つ。
…まぁ、こういうのは勝ち負けじゃないから。
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なかなか健闘してるじゃないですか。
でもねえ、都市の写真って、
難しいんですよね。
都市の、「何を撮る？」ってのを、
絞ったほうがいいかもしれません。
それで成功したのが、木村伊兵衛ですね。
全然スナップじゃないですよ、あれ。
練りに練った、仕込みと言ってもいい。
なんか、ツーリングから
どんどん離れてる気もしますが、
まあ、旅ですからねえ。
いろいろあります。
それでいいと思います。
山笠やってる人、って表現はゲキシブですなあ。
わかりますよ。
（欲望が刺激される場所、それが都会。でも、どこ行っても結構同じだからクリック！）
