CHUFF!! チャフで行こうよ。

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弥生三月望月のころ!その5 青さんのオートバイへの道

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オートバイという悦楽は、

ガソリンというエネルギーを消費します。

何億年か前のプランクトンに乾杯!

chuff.hatenablog.com

しかし、ガソリンスタンドは減る一方。

さて、青さんは無事給油できるのでしょうか?

 

ではさっそく。

 

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平戸公園をあとにして、

最初の信号を左へ。

岩の上大橋を通過して少し走ると、

やがて見えてくる、

整然と並んだ棕櫚の木と長い砂浜。

千里ヶ浜であります。

 

色んな場所にある「千里ヶ浜」ですが、

平戸の千里ヶ浜は

国性爺合戦でお馴染みの、

鄭成功誕生の地であります。

 

というふうに書いて進めていくと、

意味不明の迷路入りですので、

軽く説明をします。

鄭成功は明代の人です。

和暦で言えば寛永元年の生まれなので、

江戸時代初期ですね。

 

 

父は中国商人、母が日本人です。

平戸に生まれて、

滅びゆく明をささえて各地を転戦。

台湾を、オランダ人から奪取しました。

確か、台湾では

神様になっているんじゃなかったですかね。

結構なビッグネームです。

 

その昔。鄭成功の母であるマツさんが、

浜で貝を採っていたそうです。

すでに産み月だったマツさん。

急に産気づいて、

家に戻る間もなく出産。

その、出産した場所が、

写真奥に見える黒い積み石

鄭成功兒誕石」です。

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感動は、その偉人への知識の有無で違います。

たぶん、台湾の方は

興味深く見ることができると思います。

わたしはまぁ、それなりでした。2度目ですし。

 

 

写真は撮りましたが、

ちょっと別の意味でゾクゾクしておりました。

 

ガソリンスタンドがないんです。

 

平戸の市街地とは、

違う方向に走っているので

当たり前なんですが、

それにしたって、、であります。

 

撮影後、すぐに発進しますが、

アクセルワークは

幾分エコロジースタイルであります。

 

さてさて、ガソリンスタンドは…あっ。

 

また見逃した右側のガソリンスタンド。

 

正直なところ、

反対車線のガソリンスタンドは

ちょっと嫌いです。

入るのはいいけど出にくいじゃないか。

 

私初心者なんです!

 

まだまだ腕に自信がない私にとっては、

些細なことでも大事なことであります。

 

大丈夫だよ、まだ走れるさ…

 

川内郵便局を通り過ぎ、

静かな港を左に見ながら走っていくと、

間もなく右折です。

 

南下していた平戸を横断し、

生月に向かいます。

 

ポツポツと民家があり、

1軒だけあった商店は、

水原弘の殺虫剤の看板」

 

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がかかっていそうな風情があります。

 

そんな人里も、

やがて畑と森に変わりました。

当然、ガソリンスタンドはありません。

 

道に関しては文句なしの快走路ですが、

タンクの中身が気になるときには、

自然とゆったりした運転になります。

 

しばらく緑色の景色を走っていると、

目の前に海と島があらわれました。

いよいよ生月はすぐそこです。

 

遠望する限り、

生月島はそれなりに繁華な様子。

このぐらいなら、

流石にガソリンスタンドはあります。

 

無いわけがない(切望)!

 

優しいアクセルワークで進んでいくと、

見えてくるのは青い生月大橋であります。

真っ直ぐに島へ向かう橋の走行は、

右手に思わず力が入りますが、

グッとこらえて。ガソリン残量が心配です。

 

橋を渡って左に曲がると

公園がありますので、

なにはもともあれ記念撮影。

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観光案内所がありましたので、

情報収集です。

 

「すみません、この辺にガソリンスタンドありますか」

 

あるにはあった。

あったのだけど、、と

言ったところで本日はここまで。

 

それではまた。了

 

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最近、知識と知性は違うとか寝言言ってますね。 

知性を磨く― 「スーパージェネラリスト」の時代 (光文社新書)

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知性と知識と知能。

これらは明らかに相関関係があります。

知識なき知性は存在せず、

知能なき知識もまた然りです。

こういう本は、知識の獲得努力を、

放棄した人間が、

安心するために読むんでしょうなあ。

よくない傾向だと思いますなあ。

 

私だって、「鄭成功」を知らなかったので、

此処に行っても、正直何も感じないと思うんです。

それは私の知識のなさですからね。

 

青さんは、かなりの知性だと思うんですが、

いかんせん経験値という、

知識が足りなかったようです。 

 

ガソリンは入れときましょうよ。。

今回の経験から、青さんは学ぶでしょう。

我が国では、ガソリンは潤沢に供給されていない

その現実を。

www.youtube.com

 

(昔は24時間営業のGSが、国道沿いにはあったんだけどねえ。時代でクリック!)

 

旅する長崎学 18(歴史の道 1) 平戸街道ウォーキング

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平戸オランダ商館日記―近世外交の確立 (講談社学術文庫)

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