この、どこからみてもワルな男。
みなさんご存知ですか?
彼の名は、ジョニー・キャッシュ。
全盛期のジョニーはこちらで。
彼の場合、なんちゃってなワルではありません。
相当肝っ玉座ったワルというか、
破綻者というか。
私、大好きなんです。
彼ね、とんでもない不良上がりで、
上の動画は、サン・クエンティン刑務所でのライブです。
慰問に燃えていたようで、
ライブ盤が、複数枚残っています。

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この時、刑務所所長から、
演奏してはいけない曲を指定されるんですが、
初っ端から無視です。
それが上の動画なんですね。
受刑者もノリノリというか。。
その当時の写真はこんな感じ。。
どこから見ても、苦労してきて、
ひねくれきった白人の、物騒な顔です。
でもねえ、カッコイイんですよ。


音楽的には、何になるんでしょう。
カントリーでしょうか。
ロカビリーでもありますね。
実はエルビスと張り合える
ヒットメーカーでもあるんです。
でもね、彼の音楽を聞いていると、
そんなジャンルとかどうでもいい気がします。
なかなか凄まじい生き方でして、
今時のロッカーのような、
安全の上にファックしてるような空気は
微塵もありません。
映画にもなってますね。
もうね、まさに無茶苦茶。。
いいですねえ、そうでなきゃいけません。
そして最近晩年のライブを見つけたんです。
年老いて、声も出なくなり、
まるで語るように歌うジョニーが、
なんとも言えずよいわけです。
なんでしょうねえ。。
胸に来ます。
ジョニーの告解と懺悔の歌ですね。
そしてこちらが、人生最後のライブ。
なんでしょうねえ。
耳だけで聴くものではないような、
深い世界があります。
多分、一番は彼の独特の「声」と、
語られる世界が一致してるんでしょうね。
これもショウビズ。
美しいものです。
(こういうのは、ロックだぜ!あとは、ベイベーが感じられるかどうかでクリック!)
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