人間関係は難しい。
そこで大事なのは、常に「許す心」だ。
許すことってのは、実は見下すことだ。
ガンジー、実は全然許してないよね。
だって、オレつえーから、許せるぜって、
絶対許してないですもん。
んなわけねーだろう?とか思いません?
いやいや、そうですって。
そこで考えてみましょう。
一般的な「許す」とはなんでしょう?
大きな器で、笑って過ごすことでしょうか?
いえいえ、そんなことではありません。
自分を振りかえってみても、
許された場合も、許した場合も、
実は、ハードな心理戦です。
ではさっそっく
なんだかんだ言って、「許し」の最高峰、
聖書の中に出てくる「許し」を考えてみましょう。
イエス最後の日の、許しまくりはすごいものです。
「神よ、彼らは分からないのです、お許しを」
「神よ、彼らこそ許されねばならないのことを、私は知っています」
「神よ、愚かなるものにこそ、救いを」
もうね、言いまくりです。
ゴルゴダの丘で貼り付けされても、
まだまだ余裕です。
まあ、最後は
「神よ、どうして私を見捨てたのですか」
となるのですけどね。
このあたりは、この映画がハードでわかりやすいです。
ここから察すると、イエスは「自分は特別なんで、きっと大丈夫」
と思っていたということですね。
なかなか、激しい上から目線です。
そうか、上から目線か。。
なるほどな。
先日あるボンクラに、
ちょっとオジサンは腹が立ったりしましてね。
似たようなことおおいので、
上から目線で許してみましょう。
「8マンさん、このご恩は忘れません。
いつでも言って下さい、なんでもします。
僕のヒマなときであれば」
評 なんと言うか、最高ですね。
そちらのヒマなときを見計らって連絡しますね。
「8マンさん、今日はごちそうさまでした。
いつでも飲みに連れてって下さい!」
評 ( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \?
「8マンさん、サイコーっす。
ついて行きます!来週ならヒマです!」
評 そうか、私は忙しいぞ。確定申告あるしね。
「8マンさん、いつもお世話になってます!
困った時はお互い様です。
いつでも電話してよいですよね?」
評 ああ、つながらないかもしれないけどね!
「8マンさん、いつも美味しい食事ありがとうございます。
次は中華がいいです」
評 ・・・。へえ。
「8マンさん、いつも楽しいトークありがとうございます。
ネタ仕入れたら連絡下さい」
評 それ、ネタ?ネタとしては、ヌルくていいね!
なんとなく、私の人望が、
薄いことに気づいたわけであります。
許すってのは、自己洞察と、
多大な苦い思いのものでございますなあ。
ハハ、愚か者め!
(怒ってんじゃない?怒ってるよね?顔真っ赤だよね?積憤んのクリックを!)

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