神戸元町物語 中華なのにカレーが売れ筋 香美園
先日焚き火の男がやってきましたので、
夕食を取りに元町に出ました。
「あっさりしたのがいいなあ」
と、彼が言うので、
「じゃあ、中華がオススメだな」
と、言うと、
「中華であっさりってあんのかい?」
と、言うので、連れていきました。
それが今回の香味園です。
写真は、馬鹿話しながらなので、
少し生活感ありますが。。
場所は、以前に書いた「青柳」の真向かいです。
香美園は、素晴らしく広東してます。
魚介類の料理が多く、基本的には薄味です。
「君のオススメはなんだ?」
「ここのチンジャオは最高だぜ!」
「オレはチンジャオには、ちょっとウルサイのだよ」
「ならば食ってみなさい」
「ウメ〜」
「だろう?」
「他のオススメ は?」
「なぜかここではカレーが人気メニューだ。それとイカ料理も」
「じゃあ、それ食おうよ」
「しかし、俺のオススメは別だ」
「じゃあそれで」
「よし、水餃子だな」
「ウメ〜」
「君は、語彙力低いのかね?」
「だって、ウメ〜なんだもん」
「フフ、ではもっと言わせてやろう!」
「なんだ、なんだ?」
「ワンタン麺と焼きそばだ!」
「ウメ〜!ウメ〜!」
「ウメ〜、のスイッチが入ったようであろうな?」
「フフフ、オレは素直な人間だからな」
「染み渡るだろう、この味付けは」
「メキシコで乾いてきたオレに、しみるぜ!」
香美園の中華は、中華料理店というより、
中華食堂って感じです。
盛り付けも、味付けも大雑把ですが、
下準備はちゃんとやっている。
そんな感じで、心地よく腹を満たしてくれますね。
「で、どうだったよ?」
「ウメ〜なあ」
「最後までそれかい!」
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