意味不明の声を出した焚き火の男。
その声は怒りの叫びなのか?
バーガーキングも、彼を裏切るのだろうか?
ではさっそく。
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こりゃあ
ウマ~~イ!!
極度に腹がへっていたからかもしれない。
しかしマン島で食べたマクドナルドより、
断然おいしい。
ポテトもちゃんと塩っ気がある!
おいしい。
そう、本来ハンバーガーというのは、
普通にウマイものなのである。
さらに言ってしまえば、
我慢しながら食べるようなものでは決してない。
マン島で食ったのは、
一体、何だったんだろうか。
食事を終えると少し気分が落ち着いてきた。
店を出てロビーの椅子に座り目を閉じる。
食欲の次は睡眠欲だ。
しかし熟睡など期待していない。
少しでも体を休める必要がある。
かなり長い時間、うつらうつらしていたようだ。
誰かに肩をたたかれ我に返った。
目の前にはホームステイで一緒だった、
T君が立っている。
どうやら起こしにきてくれたようだ。
時計を見ると、出国の手続きの時間まで、
あと30分ほどだ。
多少なりとも寝たおかげで、
幾分頭もスッキリしてきた。
さぁいよいよ、イギリスともおさらばだ。
出国の際の手荷物検査は入国した時と違い、
あっけないほどあっさりと通過した。
とっとと帰れってことなのだろう。
ええ、帰りますとも。
手荷物を受け取り搭乗ゲートへ向かう。
窓越しに見えるエミレーツ航空のジャンボ機は、
相変わらずデカかく、
オレの座るエコノミーのシートは
やっぱり狭い。
まぁ通路側であることが、
せめてもの救いではあるが。
席に着こうとすると、
オレの隣の白人のオバちゃんが、
身振り手振りでオレに話しかけてきた。
うん、何となくだが言っていることが分かる。
一週間、マン島に滞在したおかげか、
多少のインプットはできるようになったらしい。
離れた席にいる自分の娘と、
席を変わって欲しいような事を言っている。
オバちゃんが指をさしている位置は、
3列席のド真ん中だ。
いやいや、ただでさえ疲れているのに、
これ以上、環境を悪くするべきではない。
ここは言ってる事がわからないふりでもしておこう。
そう思っていたら後ろから
「プリ~ズ」
と懇願する女性の声が。
どうやら娘本人のお出ましのようだ。
あぁ、面倒くさい。
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凄いですね、たった一週間で、
そこそこ聞けるようになったますからね。
ほんと、こいつは野生児ですねえ。
こんなのやらせてみたいですね。
こんなのとか。
イギリスもそうですけど、
入国は実にややこしく、
出国はスムーズですよね。
アメリカもそうですね。
日本は両方結構大変ですけどね。
入ってくる方にナーバスな感じなのは、
やはり欧米共通の感覚なんでしょうね。
大陸は比較的どこもそうな気がします。
それにテロ関係もね。。
さて、若い女性の甘い声での
「プリ〜ズ」
なんとなく、予想できる展開ですね。
(ほんとあいつら、天使の笑顔できますからね。やはり練習量がちがうんでしょうね。笑顔でクリック!)

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